千趣会とJR東日本、資本業務提携を解消
千趣会とJR東日本の資本業務提携の解消は、経営環境の激変などを踏まえ、それぞれが独自の成長戦略を柔軟に推進できるようにするためとしている。
千趣会は2月13日、東日本旅客鉄道(JR東日本)との資本業務提携を解消したと発表した。
資本業務提携の解消は、経営環境の激変などを踏まえ、それぞれが独自の成長戦略を柔軟に推進できるようにするためとしている。
千趣会とJR東日本は2020年9月、資本業務提携契約を締結。JR東日本は千趣会の筆頭株主で、2024年12月末時点で千趣会の普通株式571万4200株(発行済株式総数の12.22%)を保有している。千趣会によると、JR東日本による保有株式の取り扱いは現在のところ未定という。
千趣会のマーケティング力や会員基盤、JR東日本のリアルな顧客接点や「JRE POINT」会員基盤を融合することで、新たな顧客体験の創造をめざした資本業務提携。JR東日本が運営するECモール「JRE MALL」や駅ビル・エキナカへの「ベルメゾン」の出店、ポイントプログラムの連携、「ベルメゾン」公式サイトにおけるビューカード決済特典の付与など、オンラインとオフラインを融合した取り組みを進めてきた。
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なお、ECモール「JRE MALL」や駅ビル・エキナカへの「ベルメゾン」の出店、ポイントプログラムの連携といった業務上の連携は継続する。
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