ファーストリテイリングが1月8日に発表した2025年9-11月期(第1四半期)連結決算によると、国内ユニクロ事業のEC売上高は前年同期比15.9%増の447億円だった。実店舗を含む国内ユニクロ事業の売上収益は同12.2%増の2990億円、営業利益は同20.6%増の629億円。EC化率(売上構成比)は同0.4ポイント増の14.9%に伸びた。
スウェットやバギーカーブジーンズなどの秋物商品や通年商品が売り上げをけん引。10月は気温の低下と販促施策がマッチし、ヒートテックインナーやパフテックなど冬物商品の販売が好調だった。加えて11月は感謝祭商戦が盛況。インバウンド販売も2ケタの増収となり、売上構成比は約10%まで拡大した。
海外ユニクロ事業は大幅な増収増益で、同事業の売上収益は前年同期比20.3%増の6038億円、営業利益は同41.6%増の1183億円。韓国、東南アジア・インド・オーストラリア地区、北米、欧州は業績予想を上回り、いずれも2ケタの増収増益だった。中国大陸市場も増収・2ケタの増益。中国大陸市場ではJD.comとの協業がスタートし、ECの新規顧客が増加したことも増収に寄与したとしている。
ジーユー事業は既存店売上高が微増だったものの、増収増益を確保した。同事業の売上収益は前年同期比0.8%増の913億円、営業利益は同18.6%増の117億円。10月下旬からの気温低下で秋冬商品の需要が高まり、ソフトシアーTシャツやウォームカジュアルインナー、スウェットなどの販売は好調だった一方、集客の柱となるマストレンド商品の不足で販売は伸び悩んだ。一方で、オペレーションの質の向上に取り組み、品番数を絞り込んで売れ筋商品に在庫やマーケティングを集中させたことで、数量計画の精度が向上し欠品が改善。値引き販売も縮小し、粗利益率が改善した結果、大幅な増益となった。
ファーストリテイリング全体の連結売上収益は前年同期比14.8%増の1兆277億4500万円、営業利益は同33.9%増の2109億1400万円、四半期利益は同13.0%増の1585億1300万円だった。
