バリューコマースがソーシャルギフトサービス事業に参入、韓国企業と基本合意締結

韓国最大級のシェアを持つソーシャルギフトサービス運営の現地企業と、ソーシャルギフトサービス事業の共同運営に関する業務提携に向けた基本合意書を締結
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アフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)のバリューコマースがソーシャルギフトサービス事業に参入する。韓国最大級のシェアを持つソーシャルギフトサービスを手掛ける韓国企業と業務提携に向けた基本合意書に締結。2社共同で日本市場においてソーシャルギフトサービスを展開する。

バリューコマースは韓国で広告ビジネス、ソーシャルギフトサービス「giftishow」を運営するkt mhows社が基本合意書を締結したと4月15日に発表した。04年の設立で、韓国を代表する移動通信グループKT Corporationの子会社。

ソーシャルギフトサービスは、パソコンやスマートフォンでギフトを購入し、SNSやメールを利用して贈り物ができるサービス。ECサイトで商品を購入し、贈る相手をSNSやSMSで指定することや、メールを送信することで、贈り物の通知メッセージを届けることができる。

日本のソーシャルギフトサービス市場では、KDDIなどが出資いているギフティーがコーヒー1杯やビール1杯など、実店舗の商品を贈れるサービス「giftee」を展開。大丸松坂屋百貨店がファッションやインテリア雑貨、パーティーグッズ、書籍などの「okurune」を展開するなど、ベンチャーから大手企業までさまざまな企業が参入している。

一方で、広告代理店のビルコムが2012年8月に開始したソーシャルギフトサービス「オックル」は、昨年10月にサービスを終了するなど、早くも収益化の壁にぶち当たる企業も出てきている。

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