スタートトゥデイ、フリマ事業へ今期中に参入へ

既存事業と連携することでユーザーを送客し、初年度35億円の流通額を見込む
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スタートトゥデイは4月30日、今期中にフリマ事業へ新たに参入すると発表した。フリマ事業では、すでに「メルカリ」や「Fril」など先行する事業者が存在するが、既存事業の「ZOZOTOWN」や「WEAR」との連携で送客し、初年度35億円の流通規模にまで拡大させる計画。

新たに始めるフリマ事業では、「ZOZOTOWN」「WEAR」の両サービスを合わせて2000万以上のユーザーに対し、使いやすいサービスとして展開していく考え。たとえば、「ZOZOTOWN」の購入履歴や「WEAR」で紹介した商品を簡単に出品できるようにし、出品数を増やす。

「ZOZOTOWN」で受託ショップ向けに提供している、スタートトゥデイの物流倉庫に商品をいったん収め、そこから購入者に配送する仕組みをフリマ事業でも応用。出品者は購入者の住所がわからなくても、商品をスタートトゥデイの物流倉庫に送るだけで消費者への発送を完了するエスクローサービスも展開する。

購入者は住所を伝えることなく購入でき、他のフリマ商品や「ZOZOTOWN」の商品と合わせて、まとめて購入できるメリットもある。

具体的な内容、開始時期などは未定としており、改めて発表するとしている。

出典はスタートトゥデイの決算説明会資料
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