中川 昌俊 2015/6/4 7:00

スタートトゥデイは、同社が運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR(ウェア)」で人気のある一般ユーザー200名とスポンサー契約し、ファッションECモール「ZOZOTOWN」で利用できるZOZOポイントを毎月10万円分を提供すると発表した。契約期間は1年間で、認定されたユーザーは総額120万円相当のポイントをもらえることになる。上顧客であるコーディネート投稿者を優遇して、さらにコーディネートの投稿を増やすことで、「WEAR」の活性化を図り、売上拡大につなげていく考え。

スタートトゥデイによるとコーディネート画像が掲載されている商品は売り上げが増加する傾向にあるという。今回のスポンサーシップ契約により、契約したユーザーが「ZOZOTOWN」で商品購入機会を増やし、購入したファッションを使ったコーディネート投稿を促進。投稿数を増やすことで、「ZOZOTOWN」の売上拡大につながると見ている。

スポンサー契約を行うのは、すでに人気のある投稿を行っており、すでに「WEARISTA(ウェアリスタ)」として認定している100人に加え、6月30日までに「WEAR」にコーディネートを投稿したユーザーの中から、「いいね数」や「セーブ数」などの多さで審査を行い、新たに100名を「WEARISTA」に追加認定して、ZOZOポイント付与を実施する予定。

スタートトゥデイでは従来、商品取扱高の成長率を年率10~15%に設定してきたが、今期(16年3月期)は30%の成長を目標として掲げており、アグレッシブな施策を展開ることを明らかにしていた。今回の取り組みもその一環となりそうだ。

ZOZOTOWNスポンサーシップ制度について
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