スタートトゥデイがファッションフリマアプリ「ZOZOフリマ」の提供を開始

運営は「STORES.jp」を提供するブラケットが担う

中川 昌俊

2015年12月15日 16:50

スタートトゥデイは12月15日、ファッションフリマアプリ「ZOZOフリマ(ゾゾフリマ)」の提供を開始した。グループ会社で無料オンラインストア構築システム「STORES.jp」を提供するブラケットが運営を担う。スタートトゥデイの各種サービスと連携し、2016年3月期に流通額35億円をめざす。

「ZOZOフリマ」に出品された商品は「ZOZOTOWN」の「フリマ商品」コーナー掲載される。

「ZOZOTOWN」で商品を検索した際、検索結果ページに「新品」「古着」と並び「フリマ商品」と表示する仕組みで設計。「ZOZOTOWN」を訪れるファッション好きユーザーに対して商品を露出する。

また、「ZOZOTOWN」やファッションコーディネートアプリ「WEAR」の商品情報・画像を使用して出品することが可能。写真撮影や商品情報(ブランド名・価格・サイズ・カラー等)の詳細入力など、面倒な作業がなく出品できる。

「ZOZOTOWN」や「WEAR」 とID 連携すると、「ZOZOTOWN」で過去に購入したアイテムや、「WEAR」のクローゼットに登録しているアイテムから売りたい物を選択して出品できるようにした。簡単に出品できる環境を提供する。

決済はスタートトゥデイが間に入り、入金確認後に支払いを行うエスクロー決済を採用。利用者間において直接代金のやり取りを行わない仕組みを作り、安心して売買できる環境を用意した。商品が落札された際、落札代金の10%が手数料として引かれ、入金される仕組み。

「ZOZOTOWN」や「WEAR」のユーザーの誘導を図り、ユーザーを拡大させる。「『ZOZOUSED』の売上高が現在70億円だが、早い段階でこれを超えられるように事業を拡大していきたい」(ブラケット広報)としている。

ブラケットの光本勇介社長(左)スタートトゥデイの澤田宏太郎取締役
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