イオン子会社が香港向けECを開始、楽天の海外販売サービスを活用し生鮮食品を展開

イオンの通販子会社、イオンダイレクトが香港向けに「新鮮直送~Japan Premium Online Shop~」を展開
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イオンの通販子会社、イオンダイレクトは8月13日、海外向けECを始めた。楽天が提供する「楽天市場」の海外販売サービス「Rakuten Global Market」内に、「新鮮直送~Japan Premium Online Shop~」を開設。香港の利用者向けに生鮮食品などを販売する。

「新鮮直送~Japan Premium Online Shop~」では、白桃などの果物、新潟産こしひかり「朱鷺と暮らす郷」といった米、冷凍ケガニなどの海産物などを取り扱う。

鮮度を維持して香港ユーザーに配達することから、予約約販売方式を採用。日曜日に予約注文を集計し、当週末に商品を届ける。

「新鮮直送~Japan Premium Online Shop~」のロゴ

商品調達は全農食品と、配送などはヤマト運輸、ANA Cargoと連携した。商品の輸出や配送は、ヤマト運輸の国際宅急便・国際クール宅急便など、ANA Cargoが設けた24時間発着可能な「沖縄国際物流ハブ」を組み合わせた。新鮮で高品質な日本の農産物などを、鮮度を維持しながら香港ユーザーに配達する。

グループ企業であるイオンストアーズ香港と協業し、インターネットとリアル店舗を活用したO20プロモーションを実施する。

イオンは2009年、三菱商事の子会社だったデジタルダイレクト(当時、現在のイオンダイレクト)に出資。2013年に全株式を取得し、イオングループの100%子会社にした。同年3月に現在の社名に変更している。

イオンはダイレクトマーケティング事業として「ノンストア事業」を展開。通販サイト、実店舗の商品を宅配する「イオンのネットスーパー」などを運営している。

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