ハミィが自動出荷サービスと連携でスピード配送を実現、Webの匠と資本・業務提携

メーカーを中心に煩雑な管理を必要とする多店舗展開を躊躇する企業もターゲットに「ネクストエンジン」を展開する
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スマートフォン向けグッズのネット通販や、EC事業者向けのプラットフォーム「ネクストエンジン」を提供するHamee(ハミィ)は9月9日、自動出荷Webサービス「SHIPPINNO(シッピーノ)」を開発・運営するWebの匠と資本・業務提携すると発表した。EC運営における物流領域の自動化を拡大するのが目的。

「ネクストエンジン」と、出荷作業の自動化アプリ「シッピーノ」を連携。「ネクストエンジン」が対応するECサイトの注文を最短10分、24時間365日いつでも倉庫に出荷指示を出せるようにし、「ネクストエンジン」利用店舗のスピード配送に対応する。

「シッピーノ」は「FBAマルチチャネルサービス」を活用した自動出荷Webサービス。Amazonや楽天市場といったモール店の注文を自動で取り込み、「FBAマルチチャネルサービス」へ自動で出荷指示を送るもの。

ハミィは多店舗運営をネクストエンジンの自動化でサポートしてきたが、近年は1店舗運営やアイテム数を絞ったメーカー系通販が増加。受注から出荷までの業務効率化を徹底する傾向があり、煩雑な管理になる多店舗展開を躊躇することがケースが多かったという。

「ネクストエンジン」「シッピーノ」の連携で出荷指示までの工程を自動化し、メーカーなどの多店舗展開をサポートしていく。

ハミィはWebの匠との連携で、メーカー系通販などへのシステム提供も強化する

こうした連携を進め、Webの匠は2019年(3年後)までに、6000社の「シッピーノ」ユーザーの獲得をめざす。ハミィは今回の資本提携も含め、クリエイティブな領域へシフトするような環境を提供、EC業界全体の成長に貢献するとしている。

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