ECに力を入れる丸亀製麺、通販子会社が東雲エリアに八百屋カフェオープン

ネットスーパーの利用が多い地域にリアル店舗を持つことで、食材通販との相乗効果を狙う。
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「丸亀製麺」を運営するトリドールホールディングスの子会社で、食材通販「BallooMe(バルーミー)」のバルーンは1月17日、旬の野菜を店内で販売するカフェ「バルーミーカフェ」を都内でオープンしたと発表した。

ネットスーパーの利用が多い地域にリアル店舗を持ち、食材通販との相乗効果を狙う。

東京・江東区の東雲エリアにあるタワーマンション内に出店した。産地直送の野菜のほか、素材にこだわった調味料や自然食品などを販売している。

今後、「精米したての米の販売」「農家が美味しい野菜の見分け方、食べ方を教える“農ライブ”」といった催しを開く予定。

野菜を店内で販売するカフェ「バルーミーカフェ」

バルーンによると、東雲駅付近はたくさんのタワーマンションが立ち並ぶ中、食品スーパーが少ないため、多くの世帯がネットスーパーを利用しているという。同エリアに野菜販売店をオープンするすることで、食材通販の販売促進や認知拡大の効果が見込めると判断した。

トリドールホールディングスは近年、EC事業を強化している。2016年7月にバルーンを設立し、2017年2月に食材のECサイト「バルーミー」を開設。2016年5月には、スキンケア化粧品や食品の通販を手がける「SONOKO」を完全子会社化している。

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