ANAとLiveArtsが伝統工芸品のECをスタート、ロジスティクスはTokyo Otaku Modeが支援
早期に中国語や英語に対応し、越境ECにも取り組む計画
全日本空輸(ANA)と、ECサイトの企画・運営を手がけるLiveArtsは共同で、日本の伝統工芸品などを扱うECサイト「WAYO」を1月18日に開設した。
食器や雑貨、家具など300品種、2000点以上を販売している。早期に中国語や英語に対応し、越境ECにも取り組む計画だ。
「WAYO」のECサイト内に、伝統工芸品の著名な制作者などを紹介するコンテンツページ「Story」を開設。日本の伝統工芸に関連する情報発信にも力を入れる。
「WAYO」のロジスティクス業務は、越境ECなどを展開しているTokyo Otaku Mode(TOM)が手がける。TOMは商品の検品、入庫作業、商品の撮影・採寸、商品説明用の原稿作成、梱包、配送手続きなどを実施するほか、越境ECにも対応する。
ANAは、新規事業創出の一環として地方創生につながるサービスを展開したいという想いから、当事業の構想に着手。投資事業などを手がけるWiLと連携し、LiveArtsを立ち上げ、「WAYO」を事業化した。
WiL WAYOプロジェクトディレクター兼ANAホールディングス事業推進部の冨満康之氏は次のようにコメントしている。
このたび、WiLの持つビジネス構築ノウハウと幅広いネットワークの協力を得て、1つのオープンイノベーションが実現しました。航空利用を通じたANAグループのたくさんのお客様との接点を活かしつつ、専門性を有する社外の力をつなぎ合わせ、航空以外の領域である伝統工芸ビジネスに取り組みます。国内外問わずより多くのお客様の共感に支えられながら、日本の伝統の歴史と未来をつなぐ事業として育てていければと考えております。ANAのWebサイトへお越しの際はぜひ「WAYO」へお立ち寄りください。
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