ベトナム宛てクールEMSの取り扱いを開始、日本郵便

「クールEMS」は香港、台湾、シンガポール、マレーシアに加え、5カ国目となる
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日本郵便は9月22日、国際スピード郵便(EMS)による小口保冷配送サービス「クールEMS」の配送をベトナムでも開始した。すでに対象地域となっている香港、台湾、シンガポール、マレーシアの4か国に加え、5カ国目の取り扱いとなる。

日本航空が開発した保冷容器・保冷材を活用し、荷物引受けから配達まで72時間から80時間程度、冷蔵(0~10度)及び冷凍(-15度以下)状態を保ち、EMSにより小口保冷配送する。

クールEMSは個人・法人を問わず利用可能で、個人の贈り物・土産物のほか、生鮮食品や海産物、スイーツなど保冷が必要な商品の海外向け通販の配送手段としての利用を見込む。使用には事前に申し込みが必要で、取り扱い郵便局も全国20局に限定する。

日本郵便は今後、クールEMSの送付先地域の拡大を図るとともに、取り扱い郵便局も増やし、利用拡大を図る。日本の食品の海外販路開拓を支援するため、料金の見直しも含めた保冷配送サービスの拡充を図るとしている。

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