フリマアプリ「メルカリ」、第三者割当増資で総額23.6億円の資金調達

テレビCM、リアルイベントなどプロモーション費用などに利用
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フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは10月9日、第三者割当増資を実施し、23億6000万円を調達したと発表した。調達資金は国内でのアプリ開発やプロモーションの強、化米国での事業展開などに充てる。

メルカリの既存株主であるグローバルブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズ、GMOベンチャーパートナーズ、East Venturesのほか、新たにWorld Innovation Lab(WiL)から出資を得た。メルカリは今年3月にも第三者割当増資を実施し、14億5000万円を調達したばかり。

調達資金の使い道として挙げているプロモーションとして、2度目となるテレビCMの放映を10月11日から開始。11月8日から2日間、リアルでのフリーマーケット「メルカリフリマ 2014」を東京のお台場で開催する。出店総数は500店を集め、CMに出演するタレントを招いたトークショーなども行う。3万人以上の動員を予定している。

スマホをメインとしたフリマサービスでは、9月25日にフリマアプリ「フリル」を運営するFablicも9月25日に10億円の資金調達を発表し、テレビCM展開を始めることを明らかにし、業界の注目が高まっている。一方で、サイバーエージェントの子会社が運営していた「パシャオク」は9月30日にサービスを終了するなど、優勝劣敗が鮮明になっている。

10月11日から放映するテレビCMの様子
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