「宅麺」運営のグルメイノベーションがシンガポールに進出、人気ラーメン6店舗の味を提供

国内人気ラーメンが味わえるセレクトショップ型ラーメン店のプラットフォームとして展開する
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人気ラーメン店のラーメンやつけ麺が自宅で楽しめる通販サイト「宅麺.com」を運営するグルメイノベーションは11月4日、日本の人気ラーメンが食せる実店舗をシンガポールに開店した。国内人気ラーメンが味わえるセレクトショップ型ラーメン店のプラットフォームとして展開。「宅麺.com」で培ったノウハウを生かし、日本の有名ラーメン店の海外進出を支援する。

「宅麺」は店舗の厨房で作ったスープを冷凍し、温めるだけで有名店の味を自宅で再現できるラーメンを販売する通販サイト。麺も冷凍し、そのままの味を楽しめるのが特徴。こうしたノウハウを生かし、シンガポールでも安定した有名店の味を再現する。

シンガポールに開店した店舗の名称は「TAKUMEN」。本田商店(久留米とんこつ)、作田家(横浜家系)、ちばから(二郎系)、らぁめん元(鶏白湯)、ビンギリ(勝浦タンタン麺)、東京スタイルみそらーめん「ど・みそ」の人気6ブランドを提供。最長1年間という期間で提供ラーメンを入れ替えながら、人気ラーメンを販売する。

グルメイノベーションがシンガポールで展開する「TAKUMEN」

グルメイノベーションは海外現地でのラーメン販売をセレクトショップ型ラーメン店のプラットフォームとして展開。ラーメン店は個人経営が多く、海外進出は資金面や手続き面などの障壁が多い。開業リスクをなくしながら、海外でラーメン店の味を広げることができるプラットフォームとして運営する。1杯売れるごとに一定の収益がラーメン店に入る仕組み。

グルメイノベーションはこれまで、国内でアンテナショップ展開や企業向けのラーメン販売などに挑戦してきた。海外店舗では1店舗あたり月商1500万円を目指し、1年後にはシンガポールで10店舗を運営できるようにする。近隣アジアへの進出も検討している。

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