オムニチャネル進めるゲオ、「セカンドストリート」など店舗の商品を購入できるアプリを配信

ネットと実店舗を連動し、オムニチャネルを推進
よろしければこちらもご覧ください

リユースショップのゲオは11月25日、総合リサイクルショップの「ジャンブルストア」、古着買取などの「セカンドストリート」の各店舗で販売しているリユース商品をネットで購入できるスマートフォン(スマホ)向けアプリの配信を始めた。あわせて同様の機能を備えたECサイトも開設。ネットと実店舗を連動し、オムニチャネルを推進する。

アプリの名称は「セカンドストリート」。店舗在庫のなかから商品を検索し、購入できるEC機能を搭載した。全国350店舗で扱う衣料・服飾雑貨を中心に、約4万点の在庫からスタート。2年以内に25万点を取りそろえる。

主な機能の特徴として、欲しい情報を「こだわり条件」として登録すると、全国の店舗で出品されたリユース商品のなかから、サイズや色など同じモノがない「自分ならではの一品物」を見つけることができるようにした。

今回のアプリリリースは、「販路の拡大」「在庫の流動化」「カスタマーエクスペリエンスの向上」が目的。

ゲオが新たに配信を始めたアプリ「セカンドストリート」のイメージ

あわせて既存のWebサイトを統一し、アプリと同様の機能とデータベースを持つ新Webサイト「セカンドストリート」をオープン。来年度は会員サービス機能や買取・取り置きサービスなどを拡充するという。

こうしたアプリ、新サイトで2015年秋までに、衣料・服飾雑貨だけで22億円の売上高を見込む。将来的にはブランド品、家電、家具、生活雑貨などの総合リユース分野にも取り組む。

ゲオでは2013年11月、「ゲオショップ」の店頭とネットを連動するためのアプリをリニューアル。2014年9月時点で、300万ダウンロードを突破している。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: