ヤフーが発表した「Yahoo!ショッピング」「LINE」「PayPay」との連携によるEC強化とは

Zホールディングス、LINE、ヤフーの3社を中心とした合併方針の決定を踏まえ、合併後もECに注力すること、「LINE」「PayPay」との連携を強化していくことを宣言
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ヤフーは、「LINE」「PayPay」との連携をさらに強化し、eコマースの成長を促進していくと発表した。

「Yahoo!ショッピング」内の優れた店舗を表彰する「ベストストアアワード2022」で、小澤隆生社長執行役員CEOが「LINE」「PayPay」との連携を強化し、ECの成長を促進すると公表した。

「Yahoo!ショッピング」強化策

月間利用者数約9400万人の「LINE」と、登録ユーザー5500万人超の「PayPay」との連携強化の1つの施策として、「Yahoo!ショッピング」訪問ユーザーに対する再訪問、購買機械の増加、リピート購入などにつながる売り場作りやマーケティングソリューションを強化するという。

「Yahoo!ショッピング」での買い物で使える「ヤフーショッピング商品券」の提供量拡大、現在実施している「PayPayで毎日5%」キャンペーンによる日常的な購買行動を加速させる販促を予定している。

「Yahoo!ショッピング」の「LINE公式アカウント」については、お気に入りの在庫や再入荷、商品発送通知などがリアルタイムで受けることができる機能をアップデートしていく。詳細は近く発表予定という。

ヤフーは「2020年代前半に国内物販EC取扱高No.1」というeコマース取扱高に関する経営目標を変更。従来の「ポイント・販促中心」から、「グループアセットを最大限活用することに注力し、成長と収益性のバランスを両立」に変えた。

経営目標の変更(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

そのため、ショッピングモール事業へのポイント還元投資はいったん抑制。コストコントロールの範囲内で取扱高の成長に取り組むとしている。

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