ヤフー、「Yahoo!ショッピング」の一部付与特典を「PayPayポイント」から「ヤフーショッピング商品券」へ切り替えへ
ヤフーは7月から、「Yahoo!ショッピング」の一部キャンペーンで付与する特典を「PayPayポイント」から「ヤフーショッピング商品券」へ切り替える。
5月18日からテストキャンペーンを実施。7月以降の「5のつく日キャンペーン」で付与する特典を「ヤフーショッピング商品券」に変更する。ヤフーは他のキャンペーンも実施しているが、まずは「5のつく日キャンペーン」で付与特典を切り替える。
※4/19にストア向けの告知案内で、切り替えについての修正がありました。それに合わせてタイトルと文面を一部修正しています。
現在、「ヤフーショッピング商品券」の提供設定は出店者の任意。今後、利用できる支払い方法設定で「ヤフーショッピング商品券」を必須にする。必須設定は6月13日(火)を予定している。
2022年6月から展開している「ヤフーショッピング商品券」について、これまで決済手数料を無料で出店者へ提供していた。付与特典の切り替えと合わせて5月から手数料を徴収する。決済手数料は「クレジットカード」「PayPay残高払い」「PayPayあと払い」と同様の3.0%。適用は5月18日(木)から。
「ヤフーショッピング商品券」は2022年6月から提供を始めた「Yahoo!ショッピング」内限定の買い物特典。有効期限もあり、「Yahoo!ショッピング」内での「リピート率向上、失効間際の駆け込み需要を狙え、『ヤフーショッピング商品券』を利用するお客さまが増える見込み」(ヤフー)としている。
ヤフーは3月、「Yahoo!ショッピング」内の優れた店舗を表彰する「ベストストアアワード2022」で今後の方針を公表。「Yahoo!ショッピング」での買い物で使える「ヤフーショッピング商品券」の提供量拡大を発表していた。
ヤフーは「2020年代前半に国内物販EC取扱高No.1」というeコマース取扱高に関する経営目標を変更。従来の「ポイント・販促中心」から、「グループアセットを最大限活用することに注力し、成長と収益性のバランスを両立」に変えた。
そのため、ショッピングモール事業へのポイント還元投資はいったん抑制。コストコントロールの範囲内で取扱高の成長に取り組むとしている。