「ECの利用経験あり」は85%。実店舗と使い分ける理由、ECでの購入に安心感を与えるポイントとは?【調査まとめ】
延長保証サービス「proteger(プロテジャー)」を提供するKivaが実施した「EC・実店舗の利用動向調査」(20〜49歳の男女943人を対象に実施)によると、85%がECでの購入経験があり、そのうち74%が普段ECサイトでモノを購入すると回答した。買い物の目的に合わせて、ECと実店舗を使い分けしている傾向なども見られた。
ECで買うモノ、買う理由
ECサイトで購入するモノは「生活雑貨、消耗品」(48%)が最多で、手頃な価格の商品を購入することが多いようだ。一方、「ペット用品」「キッズ、ベビー用品」は10%程度にとどまった。
ECでの購入理由1位は「手軽だから」(68%)が最多で、「店舗に行く時間が省けるから」(48%)が続いた。
ECと実店舗を使い分けた買い物、リアルを利用する理由
実店舗で購入するモノの1位は「食品、飲料、お酒」(70%)。ECではランクインしなかった「旅行用品、トラベルグッズ」(11%)が8位に入った。
実店舗の購入理由は「実物を確認したいから」(67%)「すぐ手に入れたいから」(45%)といった意見が多い。一方、13%がECサイトでの購入に不安を抱いている。
ECでの延長保証利用
ECでの購入時、約7割が「延長保証を利用したことがある」と回答。世代別では20代が最も多かった。
延長保証を付けた理由で、最も多かったのは「長く使いたいから」(59%)。「メーカー保証だけじゃ短いと思ったから」(53%)が続いた。
延長保証を付けたことで「安心して使えた(使えている)」と回答した割合は8割超となっている。
また、20~30代は、高価格なモノだけでなく、低価格なモノにも延長保証を付けて長く大切に使いたいと考える割合が多い。「いくら以上の商品に延長保証を付けたいか」と聞いたところ、20代、30代の約5人に3人が「1万円未満の商品にも延長保証を付けたい」と回答。一方、同じ考えの40代は39%にとどまった。
調査概要
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査対象 :全国20~49歳の男女
- 対象⼈数 :943人(男性:472人、女性:471人)
- 調査期間 :2023年3⽉20⽇〜3⽉22⽇