メルカリが「メルカリShops」出店者の越境EC販売をスタート。50社の越境EC事業者と連携

メルカリは、個人の利用者だけでなく、「メルカリShops」にネットショップを開設している運営者も越境ECができる仕様とする
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メルカリは、「メルカリ」内でをネット通販を展開できるプラットフォーム「メルカリShops(メルカリショップス)」(運営:メルカリ子会社のソウゾウ)で、10月30日から越境EC販売を始めた。

「メルカリShops」の越境ECは、越境EC事業者が手がけるECサイトに商品を掲載。越境EC事業者に商品を発送すると、その事業者が海外の消費者に配送する仕組み。

越境EC事業者のサイトに「メルカリShops」の商品が追加される(画像はメルカリのコーポレートサイトから編集部がキャプチャ)

これまでフリマアプリ「メルカリ」において、越境EC事業者11社と連携して越境EC販売を展開してきたが、新たに39社と協業し「メルカリShops」も越境EC販売に対応。越境EC事業者との連携は累計50社となり、販路を大幅に拡大した。

国内のネットショップ出店者が越境ECを行う際の仕組み

経済産業省の調査によると、2021年の世界の越境EC市場規模は7850億USドルと推計され、2030年には7兆9380億USドル(年平均成長率約26%)まで伸長する見込みという。

こうした状況を受け、越境販売を「メルカリShops」にも拡大。「メルカリ」の個人の利用者だけではなく、ネットショップを開設している出店者も越境販売ができる環境を提供する。

メルカリは中期的な経営戦略としてグローバル展開の強化に注力。「メルカリ」では、BEENOSの完全子会社が運営する越境ECサポートの代理購入サービス「Buyee(バイイー)」との連携を皮切りに、メルカリは2019年11月から越境販売を行ってきた。

メルカリが描く中長期的な構想(画像はメルカリの2023年6月期通期IR資料から編集部がキャプチャ)
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