【楽天市場のお歳暮・クリスマスギフト】「自家需要」「手土産需要」に加え、自分を労る「ご褒美需要」も高まると予測
楽天グループは、「楽天市場」に特集ページ「楽天市場 お歳暮・冬ギフト特集2023」と「楽天市場 クリスマス特集2023」を11月1日に公開する。
お歳暮のキーワードは「自家需要」と「手土産需要」
「楽天市場」では10月26日時点で、約190万点のお歳暮関連商品を販売。流通額は2019年から2022年で約1.9倍に伸長した。
職場の同僚や取引先などに儀礼的に贈ることが多かったお歳暮やお中元は、近年カジュアル化が進み、家族や友人など身近な人にギフトとして贈る傾向が高まっているという。
鍋などの“あったかグルメ”、高級商材などの「自家需要」
「楽天市場」のお歳暮商戦では、身近な人に贈るギフトとして、季節のグルメ、スイーツ・お菓子、飲料などを中心に流通額が拡大。2023年は新型コロナウイルス感染症が5類感染症移行後初の年末となり、家族や親戚と集まって年末を過ごす人が増えると予想している。
こうした状況を踏まえ、季節グルメなどの商品を家庭内で楽しむために購入する「自家需要」が大きな盛り上がりを見せると予測。もつ鍋やご当地鍋などの“あったかグルメ”、冷凍食品などのセット、自身や家族へのねぎらいとして、高級スイーツなどの高級商材に人気が集まると予想している。
プチギフト需要の高まりを受け「手土産需要」もトレンドに
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い食事会などを行いやすくなったことから、帰省、忘年会、ホームパーティーなど親しい人と集まる機会も増えると予想。また、プチギフト需要も堅調で、2019年と2022年の流通額を比較すると、約2.6倍に伸長。こうした理由から「手土産需要」も高まると予測した。
商品としては、定番ブランドのお菓子詰め合わせ、ホームパーティーなどで楽しめるワインなどの酒類、“写真映え”商品の人気が高まると予測している。
クリスマスは「ご褒美需要」が高まると予測
クリスマス関連商品は、2023年10月26日時点で約460万点の商品を販売。2019年から2022年で流通額は約3倍に拡大した。
「楽天市場」では近年、「クリスマス」のキーワードを含む商品を自宅に送付するユーザーが増加傾向にある。2019年から2022年で約1.6倍に伸長しており、2023年も同様の傾向が予想されるという。
また、在宅勤務から出社をベースとした働き方に戻る動き、円安や世界的な物価上昇や節約志向の高まり、東証プライム上場企業を中心とした2023年末のボーナスが上昇傾向にあることなどを受け、1年間の自身の頑張りを労う「ご褒美需要」が高まると予測した。
「楽天市場」で美容・コスメ・香水、家電、食品、スイーツなどのカテゴリーで5000円以上の需要が拡大傾向にあることから、コスメや美容、キッチン家電、バッグ、アクセサリーなどの商品人気が高まるとされる。