麻生太郎財務相が通販・ECを語る。「通販はこれだけ普及しつつあるのに……」

統計調査の在り方に言及し、通販が基礎統計に入っていないケースがあることに疑問を呈した
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麻生太郎副総理、財務・金融担当大臣は12月8日、閣議後の記者会見で通販ビジネスに言及、「(通販は)信用があり、品物に間違いがなく、時間通りに届くという日本人の持っているディストリビューションの正確さ、そして届けられる品物に偽物がないなどが重なり合っている」などと評価した。

内閣府が発表した2015年7~9月期の国内総生産(GDP)が年率1.0%に上方修正(速報値はマイナス0.8%だった)されたことについて会見で言及。設備投資の上振れを指摘した上で、統計の在り方に対し自身の考えを述べた。

麻生副総理は内閣府の調査方法に疑念を呈しつつ、通販を評価。

通販などが入っていない基礎統計もある。通販でこれだけ物が売られたり買われたりして、10~20万という単位のものが通販で売れる。(通販が)これだけ普及しつつあるのにそれが調査の対象になっていない場合もあるというところの方に、よほど感覚のずれがあるだろう。今回の結果を見て、(通販を)含めて調査というものについてはもう少し考え直さなければいけないところがいっぱい出てきている。

麻生太郎財務相(画像は首相官邸より)

このように、統計の取り方を再検討する考えを示した。

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