花キューピットがAIを活用したWeb接客を導入、将来はBtoCの自動対応めざす

将来は人工知能を活用し、相談から販売までの自動化をめざす
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生花のECや通販を手がける花キューピットは11月1日、チャットを使ったWeb接客ツール「OK SKY」を法人向け販売サービス「ビジネス花キューピット」に導入した。

法人顧客からの問い合わせや相談にチャットで対応する。現在は人力で顧客対応を行っているが、将来は人工知能(AI)を活用して相談から販売までの自動化をめざす。

現在、法人顧客からの問い合わせや相談にチャットで対応している

「OK SKY」は、LINEやメッセンジャーアプリ、SMSなど、チャネルを横断して顧客とのコミュニケーションを最適化するチャットツール。

蓄積した顧客とのチャットログや購入履歴を分析し、顧客ごとに最適な提案を行うなど、AIを活用して購買促進を図ることもできる。

花キューピットは「OK SKY」を使い、リアルタイムの相談対応や顧客ごとに最適な商品提案など、よりきめ細かいカスタマーサポートの実現をめざす。

また、チャットログなどを分析して顧客の購入プロセスや行動属性を把握し、顧客満足度を高める施策に生かしたい考え。

将来的には個人の顧客にも「OK SKY」の利用を拡大し、AIが顧客からの相談や販売までの業務フローを自動応対する展望を描いているという。

相談業務も将来的にはECに対応させていきたいという

「OK SKY」を提供しているのはWebサービスの開発を手がける空色。チャットセンターの立ち上げの支援や、オペレーターによるチャット対応の代行なども行っている。

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