カルビーが「フルグラ」で中国EC市場に本格参入、現地に輸入会社を設立

成長が期待される中国シリアル市場で「フルグラ」の販売拡大をめざす
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カルビーは11月30日、中国杭州市内に輸入販売会社を設立し、中国でシリアル食品「フルグラ」のECを本格的に開始すると発表した。

現在は越境ECで「フルグラ」を中国向けに販売している。現地法人を設立しEC事業を強化することで、成長が期待される中国シリアル市場で「フルグラ」の販売拡大をめざす。

新会社の名称は「カルビー(杭州)商貿有限公司」。資本金は800万人民元(約1億3500万円)。カルビーの執行役員が代表取締役を兼務する予定。

カルビーの連結子会社であるCalbee E-Commerce Limitedが100%出資する。Calbee E-Commerce Limitedは、カルビーと上海のEC企業による合弁会社。

これまでの越境ECフロー(画像はカルビーの決算資料から編集部がキャプチャ)

カルビーは2017年8月、中国越境ECサイト「天猫国際( Tmall Global)」で「フルグラ」のECを開始した。アリババが所有する中国国内の消費に関するデータや知見を活用し、中国の消費者の嗜好に合わせたセールスプロモーションや商品開発を行うとしている。

カルビーは「フルグラ」の将来的な売上高目標として国内500億円、海外1000億円を掲げている。

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