JINSが始めたAI活用の次世代型ショールーミング店舗とは?

メガネの「似合い度」を判定するAI「JINS BRAIN」を搭載した鏡を、店内に3台設置した
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メガネのECや店舗販売を手がけるジンズは1月25日、人工知能(AI)を活用した次世代型ショールーミング店舗「JINS BRAIN Lab.(ジンズ・ブレイン・ラボ)エキュート上野店」をオープンした。

店舗で在庫を持たず、店頭には試着用商品のみを展示。顧客が商品を買う際は、アプリで決済する。

メガネ選びをAIがサポートするのが特徴。メガネが似合っているかどうかを判定する独自システム「JINS BRAIN」を搭載した鏡を、店内に3台設置した。顧客がメガネをかけて鏡の前に立つと、「似合い度」を0~100点で表示する。

メガネをかけて前に立つだけで似合い度を自動判定

「JINS BRAIN Lab.」はメガネ選びと度数測定に特化した店舗。同店舗は床面積は9.6坪で「JINS」の店舗としては最小。店頭には人気商品を中心に約270種類を展示している。

店舗外観
店舗で測定したレンズの度数情報はすべてQRコードで読み込み、アプリ内にて情報管理が可能

商品を購入する際は、スマホアプリ「JINS APP」で決済する。商品の加工は自社倉庫で行い、顧客が指定した場所に商品を発送する。

商品の受取場所は、自宅かJINSの店舗、コンビニ(ローソン)から選択できる。

ジンズは「JINS BRAIN Lab.」を、実店舗とオンラインを融合する「Online Merges with Offline」の実験店と位置付けている。

「JINS BRAIN」の仕組み
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