中国EC大手のJDグループも採用したAI搭載の無人ロボットが日本市場へ展開

物流機器販売などを手掛けるジャロックが、AI搭載型の無人搬送車を販売するマルイノベーションと国内販売代理店契約を締結した。
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物流システム機器を取り扱うジャロックは2月18日、AI搭載型の無人搬送車を扱う中国企業マルイノベーションと国内販売代理店契約を締結したと発表した。マルイノベーションが中国などで展開している無人搬送車を日本で販売する。

ジャロック×マルイノベーションの契約締結

マルイノベーションの無人搬送車は、作業者がワークステーションで端末機器を操作すると、保管棚ごと商品を作業者のところへ運ぶ。

無人搬送車に搭載されたAIが倉庫や工場構内の床の「地紋」を学習するほか、人や障害物をセンサーで認識して自走するという。無人搬送車の軌道を決定するための磁気テープなどを、倉庫の床に貼る必要はないとしている。

ジャロックによると、マルイノベーションの無人搬送車は中国でEC流通総額で2位とされる「京東商城(JD.com)」の物流会社「京東物流」などに導入されている。また、2017年にJD.comから出資を受けたという。

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