米ウォルマートのマーケットプレイスに化粧品EC企業が日本企業初出店。元Amazon社員がトップの会社が出店支援

化粧品ブランド「Spa treatment(スパトリートメント)」などを展開するウェーブコーポレーションは、アメリカに法人を持たない日本企業として初めて、ウォルマートマーケットプレイスに直接出品をする合意を得た
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化粧品ブランド「Spa treatment(スパトリートメント)」などを展開するウェーブコーポレーションは、米国ウォルマートのマーケットプレイスに出店した。米国に法人を持たない日本企業として初めての出店という。

ECを強化しているウォルマートのEC売上高は、Amazonに次いで2位。2022年1月期のオンライン売上高は732億ドルに達しており、ウォルマートマーケットプレイスへの訪問者数は月間1億2000万人と急成長している。

マーケットプレイスについて、出店できる販売業者を「米国で登録されている企業に限る」としていた規則を2021年3月に撤廃。中国とインドの選ばれた企業に対して、アマゾンと同様に米国に法人を持たない場合でも、納税証明などの提出を不要とする出店を許可した。

一方、米国に法人を持たない日本企業の出店はこれまで認めていなかった。そこで、アマゾンジャパンで10年以上ベンダーマネージャーを務めた創業者が元Amazon社員と立ち上げたPicaroがウォルマートと交渉。

日本の商品の魅力、「スパトリートメント」の日本国内と中国での活動や実績、そして今後の戦略などを約7か月間にわたって説明。アメリカに法人を持たない日本企業として初めて、ウォルマートマーケットプレイスに直接出品をする合意を得た。

なお、Picaroは2022年1月、米ウォルマートマーケットプレイスへの出店支援、アカウント運用代行サービスの提供を始めている。

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