月間受注数300件超が次への投資ステージ、通販・ECサイトのシステム投資をSAVAWAYが調査

一元管理システムやカートシステムにかける費用は月間受注件数が増加するに従って増加している
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EC支援のSAVAWAYはこのほど、通販・ECサイトの運用のために利用しているシステム費用について調査を実施、多店舗一元管理システムは月間受注数300件を超えるECサイトの6%で、1万円超のコストを使っている実態が分かった。カートシステムでは、月間受注数1000件を超えるショップの70%で1万円超を投資しているという。

調査対象者は、多店舗一元管理システムまたはカートシステムを利用しているEC事業者510人。その内、「多店舗一元管理システムのみ」を利用している事業者が44%で最も多い。「カートシステムのみ」と「多店舗一元管理+カートシステムの両方」はそれぞれ28%だった。

ECサイトの月間受注件数を尋ねると、「300件以内」が52%でトップ。「301~600件」が14%、「601~1000件」が10%、「1001~1500件」が7%、「1501~2000件」が6%で続いた。1万1件以上は4%。

「ネットショップ運営支援システム(多店舗一元管理システム)に、合計で月間いくらの利用料を支払っていますか?」という問いに対しては、月額受注数が300件を超えると67.4%が月額1万円以上を投資。受注件数が月1000件を超えると、66.7%の通販・ECサイトが3万円以上のコストをかけている傾向が分かる。

「現在最もよく利用しているカートシステムに、月間いくらの利用料を支払っていますか?」という設問では、月間受注数が300件を超えると、月額1万円以上支出する通販・ECサイトが50%に。月間受注件数が1000件を超えると70.6%が1万円以上を投資する傾向があるという。月間1万件以上の受注件数では、100%の通販・ECサイトが月額3万円以上を投資している。

SAVAWAYでは、「一元管理システムやカートシステムにかける費用は月間受注件数が増加するに従って増加。受注件数300件を境に、廉価版のシステムから、次のビジネスのステージにステップアップするための投資を行っているのが見て取れる」とまとめている。

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