デジタル技術で店内モニターや鏡に「レビュー」「着こなし」など表示、ジーユーの新店

特殊技術を施した鏡に商品をかざすと、その商品のコーディネートや商品レビュー、在庫情報などが表示される
よろしければこちらもご覧ください

カジュアルファッションの製造販売を手がけるジーユーは8月24日、デジタル技術を活用して商品提案を行う新型店を、9月15日に横浜市内にオープンすると発表した。

モニター付きのショッピングカートや、特殊技術を施した鏡を店内に設置。モニターや鏡に商品をかざすと、その商品のコーディネートや商品レビュー、在庫情報などが表示される。

店内にセルフレジ10台を設置し、会計の時間短縮も図る。

デジタル技術を駆使した新型店のイメージ

新店舗の名称は「ジーユー横浜港北ノースポート・モール店」。店頭に設置されたデジタルサイネージに、流行のアイテムや一般消費者の着こなし、人気商品ランキングなどを表示する。

モニターが備え付けられたショッピングカート「オシャレナビ・カート」をジーユーとして初めて導入。モニターのRFID(近距離無線による通信技術)センサーに商品をかざすと、商品情報と店頭在庫、EC在庫、商品レビュー、モデルの着用画像、一般消費者のコーディネート画像などが表示される。

売場に設置されたビーコン(Beacon)と呼ばれる発信機に顧客が近づくと、お薦め商品や、スタイリストによるコーディネート情報が「オシャレナビ・カート」のモニター上に流れる。

レビューやコーディネートを表示する「オシャレナビ・ミラー」

デジタル画像などを表示する特殊な鏡「オシャレナビ・ミラー」も導入する。通常の鏡として使用できるほか、内臓されたRFIDセンサーに商品をかざすと、商品の着用モデルや一般消費者のコーディネート、商品レビューなどを映し出す。

セルフレジを10台導入し、スムーズで便利な会計をめざす。同社によると、セフレジは有人のレジに比べて、精算所要時間が最大で約3分の1に短縮されるとしている。

「ジーユー横浜港北ノースポート・モール店」の売場面積は約820坪。取扱商品数は標準店舗の約2倍で、ジーユーでは最大の売場面積と品ぞろえという。

ニュース分類: