ビックカメラ傘下のソフマップ、「Amazonマーケットプレイス」に出店

「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」にも出店しており、モールでの販路を広げている
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ビックカメラ傘下で、パソコンや周辺機器といったECなどを手がけるソフマップは6月29日、「Amazonマーケットプレイス」に出店した。「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」といったモールにも出店しており、新規出店でアマゾンユーザーの獲得につなげる。

ソフマップがAmazon内で販売するのは、パソコン、周辺機器、カメラ、オーディオなどの新品と中古品、あわせて1万5000点以上。

アマゾンによると、「良質な中古品を豊富に取り扱うソフマップが出店することで、Amazonの中古品の品ぞろえが大幅に拡大し、ユーザーの利便性がさらに向上する」としている。

「Amazonマーケットプレイス」に出店したサイト

ソフマップ(会社分割前の旧ソフマップ)は2000年にECを開始。2010年にはビックカメラ傘下に入った。2012年に会社分割を行い、不動産事業はビックカメラが吸収、ECなど営業部門は新設したソフマップが事業譲受した。

ビックカメラの2014年8月期連結決算におけるEC売上高は、前の期比25.5%増。期初予想で600億円強だった売上高計画を大幅に上回った。ビックカメラ単体の2014年8月期におけるEC売上高は同34.0%増。2013年8月期は263億円だったとみられ、352億円程度まで拡大したもよう。

ビックカメラは2015年8月期に連結EC売上高を800億円超まで引き上げる計画を掲げている。傘下のソフマップ、コジマのEC売り上げの合算で687億円となった2014年8月期連結EC売上高を、2割程度上回る。

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