「LINE@」でオペレーターが顧客に商品提案、トランスコスモスの「日本直販」

オペレーターがチャットでやり取りし、画像を使いながら商品について説明する。
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トランスコスモスは10月18日、通販ブランド「日本直販」でLINE@アカウントを活用した有人対応による問い合わせサービスを開始した。

オペレーターがLINE@を通じて顧客とチャットでやり取りし、商品検索のサポートや、画像を使った商品説明などを行う。

これまでの電話やFAX、メールの対応に加え、LINE@のチャット機能を顧客対応に活用。柔軟でタイムリーなカスタマーサポートをめざす。

日本直販のLINE@アカウントを開設したのは2017年3月。これまで主にクーポンの配信やメッセージ機能を通じたキャンペーン告知などに活用してきた。今回、LINE@とコールセンターを連携し、本格的にカスタマーサポートへの活用に乗り出した。

消費者は日本直販のLINE@アカウントを友だちに追加すると、チャットで問い合わせを行える。

「日本直販」は近年、若年層へのアプローチを強化していることや、メルマガの開封率が頭打ちになっていることなどから、新たな集客ツールとして2017年3月にLINE@を導入した。

将来的にはLINEトーク画面上でのトークを通じて消費行動を引き起こす「LINEコマース」もめざしている。

日本直販のLINE@を活用した顧客対応

トランスコスモスは2012年、民事再生法の適用を申請した総通から、高枝切りバサミのテレビ通販などで知られる「日本直販」の通販事業を、新設したトランスコスモスダイレクトが譲り受けた。

その後、2013年1月にトランスコスモスダイレクトは社名を日本直販に変更。2015年、当時子会社だった日本直販を吸収合併した。

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