ZOZOが個人のファッションブランドを立ち上げ支援、ECモールから商品を“生み出す”D2C事業をスタート

ブランドを立ち上げた個人には売り上げの15%を成果報酬として支払う。個人の投資はゼロ円でブランドの立ち上げから販売までを支援する
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ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、才能ある「個人」とファッションブランドを立ち上げるD2C事業を始めた。

プロジェクト名称は「YOUR BRAND PROJECT Powered by ZOZO」。ブランドの立ち上げに必要な資金提供、商品企画、生産、販売、物流、カスタマーサポートはZOZOが担う。「ZOZOTOWN」で培ったノウハウとネットワークで全面サポートする。

ブランドを立ち上げた個人には売り上げの15%を成果報酬として支払う。個人の投資はゼロ円でブランドの立ち上げから販売までを支援する。

D2C事業は、2020年度の成長戦略「MORE FASHION×FASHION TECH」で掲げた「商材拡張」の一環。インフルエンサー企画商品をZOZOが生産、「ZOZOTOWN」と自社ECで販売する戦略を掲げている。ECモールとして“売る”だけではなく、商品を“生み出す”取り組みを始める。

2020年3月期決算説明会資料でD2C事業のスタートを説明していた(画像は決算説明会資料からキャプチャ)

募集人員は10~20人程度。WEAR、YouTube、TikTok、Twitter、Instagramのいずれかで情報発信していることが必須条件となる。6月15日から25日まで、特設ページで一次選考応募受付を実施。2020年10月のブランド立ち上げをめざす。

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