楽天が9月17日に開いた「Rakuten Fashion Week TOKYO」の記者会見で、登壇した三木谷浩史会長兼社長は「楽天市場」におけるファッション関連事業の流通総額に言及、ZOZOの約1.5倍にあたる「約6000億円」(三木谷社長)規模に成長していることを明かした。

ZOZOの2019年3月期における商品取扱高は3231億円(前年同期比19.4%増)。直近の2019年4~6月期(2020年3月期 第1四半期)における商品取扱高は、前年同期比12.5%増の792億3700万円だった。

「楽天市場」におけるファッション関連事業の流通総額に言及、ZOZOの約1.5倍にあたる「約6000億円」
「楽天市場」におけるファッション関連事業の流通総額

会見で楽天が発表したのはファッション関連事業の新構想「Rakuten Fashion」。ファッション関連事業者をデジタル面を中心にワンストップで支援。ファッション領域で付加価値の高いサービスをユーザーに提供するプラットフォーム構築をめざす構想という。

楽天グループのアセットを活用し、需要予測、受注管理、決済などのシステム、物流フルフィルメントサービス、海外販売支援サービスなど、商品企画・生産から販売までを効率化するデジタルソリューション、ファッション関連事業者がワンストップで利用できるように、オープンなプラットフォームを構築する。

楽天はファッション関連事業の新構想「Rakuten Fashion」を発表
新構想「Rakuten Fashion」について

日本国内のファッション関連事業者のデジタル化やEC化を支援し、ファッション産業のさらなる活性化に貢献することをめざすとしている。

第1弾の取り組みとして、10月1日から「Rakuten BRAND AVENUE」のサイトデザインを一新。サービス名称を「Rakuten Fashion」に変更する。サイトデザインをシンプルにし、取扱ブランドの成り立ちやコンセプトなど、ブランド・ストーリーを紹介するページを新設する。

参加ショップがブランドに込める想いをより一層ユーザーに伝えやすくし、ユーザーがショップやブランドへの関心や理解を深めることにつなげる。

楽天はファッション関連事業の新構想「Rakuten Fashion」を発表
楽天のファッション関連事業は、直販型の「Rakuten BRAND AVENUE」、出店者が販売するマーケットプレイスで展開されている

楽天は毎年春と秋に開かれる大規模ファッションイベント「TOKYO Fashion Week(東京ファッション・ウィーク)」の冠スポンサー契約を締結。2019年10月に開かれる第29回から、イベントの名称を「Rakuten Fashion Week TOKYO」としてスタートする。

楽天の三木谷浩史会長兼社長
登壇した三木谷浩史会長兼社長
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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

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