スーツ型作業着「WWS」、2023年上半期の営業利益が5倍増、外出機会の増加などで需要拡大

オアシスライフスタイルグループが展開するスーツ型作業着のブランドはなぜ、2023年上半期に前年を大きく上回る成長を遂げたのか?
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スーツ型作業着ブランド「WWS(ダブリューダブリューエス)」を企画・販売するオアシスライフスタイルグループは、「WWS」の2023年3-8月(上半期)の売り上げが前年同期比25%増、営業利益は5倍になったという。

外出機会の増加、ビジネスウェアの需要増で、ECを含む全ての販売チャネルで前年同期の実績を上回った。

前年同月の実績をすべて更新

「WWS」の累計販売数は22万着超。2023年上半期のECと直営店の売り上げは、6か月間連続で前年同月を上回ったという。

夏用スーツの引き合いの高まりなどが売上アップにつながった

「WWS」が梅雨や夏季の堅調な売り上げを維持できた理由には、次の要因をあげている。

  • 素材がはっ水・速乾に優れている
  • 通気性に優れた夏用スーツ「クールモデル」が前年比3倍の売り上げになった
  • 教職員用のスーツ「センセイスーツ」や、サバイバルゲーム専用スーツ「サバゲースーツ」など、他企業と連携したニッチな商品の展開が新規顧客の獲得につながった
教職員用のスーツ「センセイスーツ」

オアシスライフスタイルグループではこのほか、「カカトが踏める革靴」や、全ての天候に対応できるスニーカーを扱う靴のブランド「WORKWEAR SHOES(ワークウェアシューズ)」が、立ち上げから1年で総売上が5000万円超となっている。

全ての天候に対応できる「ボーダーレススニーカー」

下半期(2023年9月~2024年2月)は、政令都市を中心とした期間限定の直営店出店と、新ラインの発表を計画。2023年度内に「WWS」の累計販売数25万着の達成をめざしている。

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