5万円の広告費で売上90万円の事例も。Yahoo!ショッピングで始まったCriteo広告

仕様に合わせたデータの作成・提出、タグの埋め込みといった作業は「Yahoo!ショッピング」が代行する
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商材の近い3ストア平均で広告費用対効果(ROAS)は1672%(費用5万5000円に対して、取扱高92万円)。(ヤフー広報)

ヤフーが2月29日から「Yahoo!ショッピング」出店者向けに提供を始めたCriteo(クリテオ)のリターゲティング広告。Web閲覧履歴などに合わせて、ユーザー1人ひとりに合わせた商品写真などの広告を配信するCriteoを利用した「Yahoo!ショッピング」出店者で、高い広告費用対効果が出ているという。

ただ、すべての出店者が利用できるわけではない。現在のところ利用可能店舗は約8000店。「Yahoo!ショッピング」のサービス利用に関する支払いを代行する収納代行会社経由で取引しているストア、直接取引で与信条件を満たしている店舗にCriteoの利用は限られているという。

通常、Criteoの広告を実施するには、仕様に合わせたデータの作成・提出、タグの埋め込みといった作業が必要になる。「Yahoo!ショッピング」ではこうした作業をすべて代行。「予算(最低5万円)とクリック単価(20円から)を設定するだけで数時間後には出稿できる」(ヤフー広報)という。

費用対効果が高いとEC事業者からの声があがっているCriteoのリターゲティング広告

運用が始まって1か月に満たないが、「出稿数は順調。たとえば、3/2-3/12の期間に出稿いただいた商材が近い3ストア平均で、費用5万5000円に対して、取扱高92万円という実績が出ている」(同)。

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