渡部 和章 2019/12/13 10:00

リターゲティング広告の配信事業を手がけるCriteoは、小売企業のECサイトに広告枠を設置できる新製品「Criteo リテールメディア」の提供を12月1日に国内で開始した。

自社ECサイトを運営している小売企業は、他社のブランドやメーカーの広告をECサイトに掲載することで収益を得ることができるようになる。

「Criteo リテールメディア」はECサイトを訪問したユーザーの閲覧履歴や行動履歴、検索結果に連動した商品の広告を表示する仕組みで、広告のクリック数や表示回数に応じた価格モデル。クリエイティブはディスプレイ広告や動画広告などがある。カテゴリーやSKU単位で売り上げを表示するレポーティング機能も備えている。

Criteoは2018年から欧米で「Criteoリテールメディア」を提供している。米国では複数の大手小売企業が「Criteo リテールメディア」で収益を上げているという。

Criteo上級副社長兼リテールメディア&サプライ担当責任者のジェオフロイ・マーティン氏は次のようにコメントしている。

Criteoリテールメディアは小売業者の新たな収入源の確保を可能にするだけでなく、広告主となるブランド、そして消費者それぞれをつなぐソリューションです。すでに小売ECサイトとの関係構築ができているネットワークを利用することで、自社データの活用や小売ECサイトの広告在庫を集約することでき、様々な規模での施策が可能となります。ブランドは広告による売上増、様々な角度から分析可能な独自データや新たな広告在庫へのアクセスが可能となり、消費者は自身に関連性のある役立つ広告により、満足度の高い買い物体験ができます。

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