JA全農が「Tmall」で国産米を越境EC、農水大臣「中国市場は大きな需要が見込める」

JA全農によると、「天猫国際官方直営」における日本産のコメの販売は初めて
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全国農業共同組合連合会(JA全農)とJA全農インターナショナルは1月12月、アリババが運営する中国ECサイト「Tmall」で日本産のコメの販売を開始したと発表した。

アリババが商品を仕入れて販売する直営店「天猫国際官方直営」を通じ、中国の消費者に国産米を販売することで、中国市場の開拓を図る。JA全農によると、「天猫国際官方直営」における日本産のコメの販売は初めて。

当初は三重県産と石川県産のコシヒカリ2銘柄を販売。今後、取扱商品を順次拡大する予定。

JA全農グループは中国のEC市場に積極的に参入し、国産米の中国での販売拡大に取り組むとしている。

「天猫国際官方直営」を通じて日本産米を販売する(画像は編集部がキャプチャ)

JA全農が中国ECに取り組んでいることについて、齋藤健農林水産大臣は1月12日の会見で、日本の農林水産物や食品は中国で大きな需要が見込めると指摘。ECで中国市場を開拓すること関し、「我が国の農林水産物・食品の輸出拡大が図られていくということは私は大いに期待をしております」とコメントしている。

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