[CtoC-EC市場2017まとめ]フリマアプリは4835億円、オークション全体は1.1兆円

2017年のフリマアプリ、ネットオークション、リユース品の市場規模は?
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個人間のEC(CtoC-EC)市場が拡大している。

経済産業省が2018年4月にまとめた「電子商取引に関する市場調査」によると、フリマアプリの2017年における推定市場規模は前年比58.4%増の4835億円。CtoCアプリが本格的に利用され始めた2012年から5年で、市場規模は5000億円近くまで拡大した。

フリマアプリの推定市場規模(単位:億円)

ネットオークションのBtoC-ECの市場規模は同3.2%増の3569億円。事業者による販売(BtoB)も含めたネットオークション市場全体は、同3.2%増の1兆1200億円となっている。

ネットオークションの推定市場規模(単位:億円)

経産省はネットショップ(BtoC-EC)によるリユース品販売額を約2600億円と推計。店舗にけるリユース品の販売額は約1兆円、自動車・バイク・原付バイクのリユース市場は約2兆円と試算した。

過去1年間で不要となった製品の推定価値は、自動車・バイク・原付バイクを除いて推定7兆6254億円に達していることから、モノの有効活用の意識が一層高まればリユース市場も拡大すると予想している。

リユース市場の全体像

各社のCtoCアプリの市場規模は?

CtoCアプリ大手の流通額は拡大を続けている。楽天が2017年12月期決算で公表した実績値では、CtoC事業の年間流通総額の規模は約1400億円(2017年12月度の流通総額から参照)という。

メルカリはCtoCアプリ「メルカリ」の月間流通額を100億円以上としている。

GMOペパボが運営するハンドメードマーケットアプリ「minne」の2017年の年間流通額は約102億だった。

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