ニトリがカタログ通販に着手、ネット&店舗&紙媒体でオムニチャネル施策を推進

通販カタログは、ニトリ・デコホーム店舗のほか、スーパー、ドラッグストア、コンビニなどにも設置
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ニトリはカタログ通販に着手し、オムニチャネル施策を強化する。2月18日に通販カタログ「NITORI Style catalog」を発行。コンビニなどにも設置し、近隣にニトリ店舗がないユーザーなどとのタッチポイントを増やす。

通販カタログ「NITORI Style catalog」は64万部を発行し、ニトリ・デコホーム店舗のほか、スーパー、ドラッグストア、コンビニなどにも設置する。商品はパソコン、スマートフォン、電話から購入できる。

「NITORI Style catalog」発刊の目的は、ニトリ店舗に来店した消費者への情報提供のほか、ニトリ店舗のない地域に住む消費者とのタッチポイントの拡大。

ショールーミング経験の増加傾向にも対応。カタログや店舗で商品を確認した後、その場で、もしくは自宅でサイズなどを確認してECサイトで購入するケースが増えている。こうした傾向にも対応できるようにする。

「NITORI Style catalog」の発刊は2月18日

ニトリは2015年度の主要施策として「オムニチャネル化実現」を掲げ、買い物の利便性を向上する仕組みの構築を進めている。

ニトリの2015年2月期における通販売上高は、前期比27.0%増の155億円まで拡大。2014年2月期に初めて売上高が100億円(通期は122億円)を突破している。

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