ナイキがデジタル+ショッピングの新店舗「実店舗でデジタル主導の体験を」

会員データを活用して品ぞろえやサービスを変えるほか、商品の店頭受け取りやアプリを通じた特典の提供など、デジタル技術を活用したサービスを展開する
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スポーツブランドのナイキは11月1日、ナイキメンバー(会員)の意見や会員データを活用して品ぞろえやサービスを変える新店舗「NIKE BY SHIBUYA SCRAMBLE」を東京・渋谷に出店した。

ネットで注文した商品の店頭受け取りや、アプリを通じた特典の提供など、デジタル技術を活用したサービスを展開。実店舗でデジタル主導の体験を提供する。

「NIKE BY SHIBUYA SCRAMBLE」は「Like Live」と呼ばれる新しいコンセプトストア。会員データなどをもとに、消費者のニーズに対応した商品やサービスを提供する。ナイキによると米国以外で「Like Live」を出店するのは今回が初めて。

アプリを活用して実店舗の買い物体験を変える「NIKE アプリ・アット・リテール」のコンセプトを採用。店頭の商品バーコードをスマホアプリで読み込むことで、商品情報を閲覧できる。商品の店頭受け取りや、取り置きもアプリで行える。

「NIKE アプリ・アット・リテール」を採用している実店舗は、日本では「NIKE HARAJUKU」(東京・原宿)に続く2店舗目。

「NIKE BY SHIBUYA SCRAMBLE」ではこの他、アプリ内のメンバーパスを使ってデジタル自動販売機「Nike Unlock Box(NIKE アンロック ボックス)」から無料ギフトを3週間に1回の頻度で受け取れるサービスなども提供している。

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