エディオンがPB商品を投入へ、新規需要の創出・開拓を狙う
2018年度中に冷蔵庫や電子レンジなど12品目を発売
家電量販店のエディオンは、プライベートブランド(PB)「e angle」を11月中旬に発売する。2018年度中に冷蔵庫や電子レンジなど12品目を商品化。エディオングループ全店舗とオンラインショップ「エディオンネットショップ」で販売する。
「e angle」のコンセプトは「くらしを、新しい角度から」。顧客の声を生かして企画やデザインを行い、国内外のメーカーや工場に製造を委託しているという。
PB商品の第1弾として冷蔵庫、ヒーター付トイレ照明、衣類乾燥機、ステーションクリーナー、パネルスタンドを11月中旬に発売。12月初旬以降は電子レンジとドライヤー、ミスト発生器、コーヒーメーカー、トースターなどを順次発売する。
エディオングループの店舗数は1186店舗(2018年3月31日時点)。
エディオンは家電売上の横ばい傾向が続く中、オリジナル商品や新カテゴリーへの取り組みを強化することで新規需要の開拓を図っている。
2018年3月期におけるエディオン単体のEC売上高は、前期比33.2%減の117億3300万円だった。
2018年度はリアル店舗の過剰・滞留在庫をEC用に活用。工事を伴う商品の露出を強化することで他のECサイトと差別化を図っているほか、新カテゴリー商品のテストマーケティングを行っている。
2019年3月期のEC売上高計画は前期比19.3%増の140億円。
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