PLAN-Bマーケティングパートナーズが実施した「生成AIとの対話による購買行動調査 2026」によると、54%が生成AIとの対話をきっかけに商品を購入した経験があると回答した。生成AIによる提案・推奨の後に追加検証する手段は「Googleなどの検索エンジン」が最多だった。
調査対象は、生成AIを使った検索を日常的に行っている10代~60代の男女500人。調査期間は2026年5月11〜16日。
生成AIの日常利用率、「毎日・週数回」が26%
検索や情報収集をする際の生成AIの使用状況は、「常に使っている(ほぼ毎日)」が10.8%、「よく使っている(週に数回程度)」が16.0%、「時々使っている(月に数回程度)」が15.9%、「たまに使っている(数か月に1回程度)」が12.0%だった。
「常に使っている(ほぼ毎日)」「よく使っている(週に数回程度)」と回答した割合は26.8%で、前年調査の17.1%と比較すると9.7ポイント上昇した。
「名前は知っているが使ったことはない」は28.5%、「知らない/何のことかわからない」は16.9%だった。
商品購入・行き先決定ともに半数超がAIを活用
AIきっかけの「購買」や「行き先の決定」の有無について、「商品の購入」を決定したことがある割合は54.1%(前年調査比11.4ポイント上昇)、旅行先、レストランなどの「行き先」を決定したことがある割合は50.4%(同7.1ポイント上昇)だった。
PLAN-Bマーケティングパートナーズは「生成AIは商品・サービスの比較検討や意思決定の起点として、より存在感を増していることがうかがえる。前年に引き続き、商品購入と行き先決定の経験率が近い水準となっていることから、モノ消費・コト消費の両方において幅広く生成AIが活用されている」と考察している。

購入商品はPC・スマホ関連が最多
生成AIとの対話を通じて購入したことがある商品・サービスは、最多が「パソコン・スマートフォン・周辺機器」で40.9%、続いて「衣類・アパレル(ファッション小物含む)」が36.0%、「食品・飲料(サプリメント含む)」が34.9%だった。
「化粧品・スキンケア・ヘアケア」は30.7%、「家電」は25.4%、「本・雑誌・電子書籍」は25.0%、「金融商品(クレジットカード・証券など)」は20.8%だった。
PLAN-Bマーケティングパートナーズは「比較検討に複数の条件整理が必要となるカテゴリについても、2割以上が生成AIとの対話を通じて購買に至っている」と分析している。
追加検証は「Googleなどの検索エンジン」が87%でトップ
生成AIが提案・推奨した商品やサービスについて、生成AI以外で何を用いて情報収集や確認・比較したかを聞いたところ、「Googleなどの検索エンジン」が最多で87.4%、続いて「Amazonなどのモール型EC」と「InstagramなどのSNS」が同率で34.1%だった。「生成AI以外では情報を検証していない」は2.7%となっている。
PLAN-Bマーケティングパートナーズは「多くのユーザーが生成AIを比較検討の入り口として利用しながらも、検索エンジンやSNS、ECサイトなどを用いて追加検証を行う行動が定着している。Webサイト、SNS、ECサイトは、追加の情報収集や比較検討、さらに『答え合わせ』『最終確認』を行う場として、依然として重要な役割を担っている」と解説している。

調査概要
- 調査名:生成AIとの対話による購買行動調査 2026
- 調査期間:2026年5月11〜16日
- 調査対象:生成AIを使った検索を日常的に行っている10代~60代の男女 500人
- 調査方法:インターネットアンケート調査
- 調査委託先:アイブリッジ

