ニチレイグループのシステム障害、冷蔵倉庫の部分稼働を順次再開。今週中の通常稼働をめざす
ニチレイは7月17日、サイバー攻撃によるシステム障害の影響を受けていた冷蔵倉庫の入出庫業務や冷凍食品の出荷業務を順次再開した。生協宅配では欠品が続く一方、日本ケンタッキー・フライド・チキンは7月22日に全店舗で通常営業を再開した。
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ニチレイはサイバー攻撃によるシステム障害の影響を受けている業務について、7月17日から順次再開したと発表した。
現在は、顧客や取引先からの受発注を一部制限した上で、冷蔵倉庫および食品工場を部分稼働している。

影響を受けていたのは、ニチレイロジグループ各社の冷蔵倉庫における入出庫業務と、ニチレイフーズの冷凍食品出荷業務。ニチレイは、冷蔵倉庫全拠点の入出庫業務と冷凍食品出荷業務を順次再開しており、今週中の全拠点通常稼働に向けて準備を進めているとしている。
ニチレイは7月13日の障害発生当日にグループ共通システムを遮断し、緊急対策本部を設置。外部のセキュリティ専門会社の支援を受けながら調査と復旧対応を進めてきた。
7月15日には、障害の原因がサイバー攻撃だったことを公表。被害を受けたサーバーの一部には個人情報が保管されていたことも判明し、個人情報保護委員会に対して漏えいの可能性がある事案として報告している。原因や影響範囲については引き続き調査中としている。
生協宅配では欠品影響が継続、KFCは7月22日から再開
今回のシステム障害は、ニチレイグループの物流網や出荷機能を利用する外部企業にも影響を及ぼしている。
東海コープ事業連合は7月21日、引き続き冷凍・冷蔵商品の供給に支障が発生しており、宅配・店舗の双方で欠品の可能性があると案内。カタログ掲載商品についても、しばらくは注文後に欠品となる可能性があるとしている。
パルシステムも7月21日、ニチレイグループの物流倉庫で発生した障害の影響により、7月16日以降、冷凍品・冷蔵品の一部で欠品が発生していると公表。ニチレイグループ以外のメーカー商品についても、同倉庫を利用している商品は影響を受ける可能性があるとしている。
コープデリ生活協同組合連合会は7月20日、ニチレイグループ倉庫からの商品出荷停止の影響により、7月4回(7月20〜24日配達)分の一部冷凍食品を欠品とすると案内。ニチレイ側の営業活動は段階的に再開しているものの、手作業による対応が必要なため、完全復旧には時間を要するとしている。
ユーコープは、2026年7月17日時点の案内で、おうちCO-OPの物流センターに商品が入荷していない影響により、一部商品の欠品可能性を公表した。7月3週・4週分の対象商品を示しており、7月5週分については今後更新するとしている。
一方で、影響から復旧した企業も出てきている。
日本ケンタッキー・フライド・チキンは7月22日、物流委託先であるニチレイロジグループのシステム障害に伴って発生していた商品の一部品切れや販売メニューの制限、営業時間短縮などについて、同日からKFC全店舗で通常営業を再開すると発表。店頭販売に加え、モバイルオーダー、Webオーダー、デリバリー、配達代行サービス、各種クーポンも通常利用できるとしている。
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