集英社が公式ECサイトを刷新、基幹システムを自社開発。“人”を起点にした新コンテンツ展開、全国9店舗のリアルショップとのデータ連携強化など
集英社はファッション通販サイト「HAPPY PLUS」を刷新し、基幹システムを自社開発した新体制で再始動した。新旗艦店の立ち上げに加え、編集者やバイヤーら“人”を起点に商品と出会える新コンテンツを展開。全国9店舗のリアルショップとECのデータ連携も強化する。
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集英社は8月31日、公式ファッション通販サイト「HAPPY PLUS(通称:ハピプラ)」を大幅に刷新し、基幹システムを自社開発した新体制で再始動した。
新たな旗艦店「HAPPY PLUS edit」を立ち上げたほか、編集者やバイヤー、アンバサダーなど“人”を起点に商品と出会える新コンテンツ「HAPPY PLUS PEOPLE」を展開。全国9店舗のリアルショップとECのデータ連携を強化し、オンラインとオフラインを横断した購買体験の高度化を進める。

今回のリニューアルは、2027年2月にファッション通販事業が20周年を迎える節目を見据えたもの。これまでのように多数のブランドと年間約1万SKUを幅広く扱う運営から、ブランド数や商品数をあえて絞り込み、各雑誌の編集部やバイヤーが厳選した商品を提案する方針へと舵を切る。あわせて、「ハピプラ」でしか購入できないオリジナルブランドや別注アイテムも強化し、独自性の高い品ぞろえを打ち出す。
新たな旗艦店として立ち上げたのが「HAPPY PLUS edit」だ。“Ageless Casual(エイジレス・カジュアル)”をテーマに、大人の女性に向けて編集者の視点で商品を厳選する編集型セレクトショップと位置付ける。年齢に縛られず、自分らしいおしゃれを楽しみたい層に向け、「今の私に本当に似合うもの」を提案する売り場をめざす。
既存の雑誌発セレクトショップ群も再編・拡充する。「LEE MARCHE」「eclat premium」「Marisol」に加え、新たに雑誌「SPUR」発の「SPURSHOP」が加わった。
利用者は好きな雑誌を選ぶ感覚で、ショップごとに商品や記事を探せる。一方、総合トップページやアプリでは、ショップ横断での検索やランキング閲覧、テーマ別特集の回遊も可能にする。
今回の刷新で特長的なのが、“人”を起点にした新コンテンツ「HAPPY PLUS PEOPLE」の立ち上げだ。

エディター、バイヤー、アンバサダーなどが実際に商品を着用し、身長や年齢とともにコーディネートを紹介する。ユーザーは自分に近い体型や感性を持つ人の着こなしを参考に商品を探せるようになる。
従来の商品軸を中心としたECに加え、共感や信頼を起点に商品と出会える購買導線を強化する狙いだ。
集英社は今回のサイト刷新にあわせ、全国9店舗で展開するリアルショップとWebのデータ連携も強化する。対象は、大丸札幌店、仙台藤崎店、伊勢丹浦和店、そごう横浜店、そごう千葉店、新潟伊勢丹店、星ヶ丘三越店、大丸京都店、そごう広島店。オンラインとオフライン双方の在庫状況や顧客情報をシームレスに把握できるようにし、施策実行のスピードと精度を高めるとしている。

