新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

日々の売り上げに一喜一憂しない! 「今動くべきなのか」を見極めるために押さえておくべきポイント【ネッ担まとめ】

ネットショップ担当者が読んでおくべき2026年7月27日~8月28日のニュース

中林慎太郎[執筆]

8:00

日々の数字を見て一喜一憂したり焦ったりする皆さん、こんにちは。今日はそんな皆さんにオススメの記事です! 毎日一喜一憂せずにどしっと構えて、動く時とそうでない時を見極めたいですよね。もちろん、ドキドキして心臓に悪い時もありますが。記事を読むことで、実施している施策、現状をしっかり分析しながら、もう少し冷静にECの運用ができるようになるかもしれません。ということで、今日は心臓に負担をかけないお話です。

一喜一憂しないために押さえておきたい、週次・日次の役割

ECのKPIで一喜一憂しない方法〜月次・週次・日次の正しい役割分担〜 | CommerceZine
https://markezine.jp/article/detail/77248

週次で追うべきなのは、現場の意思決定に直結する運用数字です。EC運営において、週次は最も重要なサイクルと言えます。なぜなら「日次では短すぎ、月次では対応が遅すぎる」からです。

(中略)

順調であれば現在の施策を継続し、未達ペースであれば「何を・いつ・どのように修正するか」を決断します。

要するに「このままで予算に到達できるかどうか」。現在の市場がどういう状況・動きなのか、商機がすでにきているのか・そうでないのか、昨年と比べて現状がどうなっているのかを確認して、判断する。商品によっては天気や気温などにも左右されると思います。また、見落とされがちですが、政治関連のニュース、特に選挙などで動きが結構変わります。顧客の平均年齢によっても異なると思います。

それらを見た際に、「今は我慢する時なのか」「施策がずれているから修正するべきなのか」「自分たちだけが少しおかしいので、追加施策を今すぐにでも投入するべきなのか」などをしっかり判断していきましょう。

これは良い時も悪い時も考える癖をつけるのがいいと思います。これ以上ない良い結果が出ているのであれば、週次はある程度スルーでもいいかもしれません。ただそれも含めてしっかり考える癖をつけましょう。

日次KPIの役割は非常にシンプルです。それは「異常の検知」です。

(中略)

日次で拾うべき異常には、ポジティブな変化も含まれます。「特定商品が急に売れ始めた」「SNSでバズが発生した」といった兆候をいち早く捉えられれば、即座に在庫確保や広告予算の追加投下といった攻めの対応が可能になります。

逆に、ネガティブな異常(広告の配信設定ミス、リンク切れ、在庫切れ等)は発見が遅れるほど損失が拡大するため、週次や月次を待たずに即時修正します。

日次でバタバタすることがたまにありますが、絶対に日次の結果ではバタつかないでください。モールであれば、売り上げが大きく変わってしまう可能性があるのですが、そういった「特日」と言われる日はある程度のリサーチが必要です。ただ「今日どうにかする」ではなく、「明日からどうするか」を考えていきましょう。自社サイトはもちろん、モールであっても。

特にモールは、自分達だけが良いのか・悪いのか、モール自体がYOYで良いのか・悪いのかを担当などに確認して、きちんと現状の商流を見極めましょう。

LTVや顧客構造などの根幹指標は「月次」でゆったりと流れを捉える。売上進捗や各施策の運用指標は「週次」でしっかり打ち手を決める。そしてシステムエラーや急激な数値変化などの異常は「日次」で素早く察知する。

この役割分担を行い、施策カレンダーで要因を振り返る仕組みを作るだけで、EC運用の安定感と改善スピードは劇的に向上します。

ちなみに、売れていないお店は日々の売り上げを見ていない傾向が強いように思います。忙しくて日々の売り上げを追いかけていなかったら、「気づいたら下がっていた」なんて経験、皆さんもないでしょうか?

「一喜一憂しすぎるから売り上げを見ない」という人もいますが、日々の売り上げは、きちんと毎日確認してください。「なんで?」と聞かれると、きちんと説明することが難しいのですが……。それを見ることで、現状を把握したり、細かいチューニングを行ったりするからでしょうか。一喜一憂するのではなく、とにかく現状を把握すること。

それと、耳にタコな言葉ですが「サイトは作ったら終わりではない」と同様に、施策なども練って実行したら終わりではありません。1か月後の結果が出る前に数字を見て細かいチューニングをしながら補正することで、より施策が強固になり、売り上げが下がりにくくなるのではないかと思っています。伸びているお店は売り上げをしっかり見ていることも、成長の要因として大きいのではないでしょうか。

日々の動き、週次、月次を確認しつつ、しっかり施策を進めていく。動く時と動かない時、動くべき時をしっかり見極めて、日々ECを運用してもらえればと思います。ちなみに、「焦らない」に関しては慣れも必要なので、焦ってしまう人は下がっていることを理解した上で、いきなり動くのではなく「何がおかしいのか」をきちんと見極めて、長い目で動いてみてください。そして後は我慢と慣れです!(笑)

要チェック記事

BASE「かんたん海外販売」累計5,000ショップ突破!越境EC機能で個人・スモールチームの海外展開を支援 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/98722

2026年は越境ECが増えてきました。越境を行ったからといって、すべての商品が売れるわけではないかもしれませんが、どんどん海外と日本の境目がなくなってきていますね。

TikTok Shop、日本での提供開始から 1 年 ~利用動向データおよび事例を公開~ | note | TikTok Japan【公式】ティックトック
https://note.com/tiktok/n/nfad0a26c246a

日本での開始から1年。徐々に成功事例も増えてきましたが、売り上げがどこまでついてきているのかがポイントでしょうかね? 先行投資としてやるか、商品や社内体制によってもまだまだハードルは高いかも?

AIに商品を選ばれた後、顧客は誰のもの?海外で始まるECの次の競争 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/101368

「ショッピングカートのボーダレス化」と言ってもいいのかな? もしかしたら記事に書いてあるような世界もくるのかもしれませんが、まぁあくまでも1つの可能性ということで。

Google Merchant Centerの商品画像は500×500ピクセル以上が必須に、2027年1月31日から | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-merchant-center-to-require-product-images-of-at-least-500-x-500-pixels-from-january-31-2027/

自社サイトを運営している人は要注意。最近は500以下の画像ってあまり見ませんが、新商品が都度出ない&昔から運用しているサイトならあり得るかも!? 一度確認してみてもいいかもしれませんね。

今週の名言

顧客を忘れない店。AIエージェント時代のECは、日本から面白くなるかもしれない。 | WEB A LA CARTE
https://webalacarte.net/blogs/blog/customer-memory-ai-agent-ec

自動化とは、作業を減らすことだけではない。
自動化とは、顧客を忘れないことなのかもしれない。

最近同じようなことを言いすぎて、そろそろ飽きてきた人もいるかもしれませんが、目に留まったので今回はこの言葉を。考え方として持っていてほしい、そして「自分もちゃんと持っていないとな」と思った言葉。

モールのチャットが思ったより優秀になってきていますが、AIエージェントがどんどん進化してきましたね。 AIを利用する際は、作業を減らすのでも、何かの代替えでもなく、ECの世界であれば「どうしたら今よりも顧客満足につながるのか」という思考を忘れたくないですね。

また、AIを使い始めると自分で考えることを忘れがちになります。もちろん、AIを使うことを癖づけるのは大事だと思います。その際に、どう思考を止めることなく、どのように対峙するのかをしっかり考えていきたいですね。


「新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」は以下の専門家が連載しています。

ECMJ 石田氏石田氏

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノイン 酒匂氏酒匂氏

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequation 中林氏中林氏

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

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