AIで仕事は速くなった。でも、自分で気づかないうちに仕事の質が落ちていませんか?【ネッ担まとめ】
ネットショップ担当者が読んでおくべき2026年9月26日~10月10日のニュース
8:00
生成AIの活用で、何時間もかかっていた仕事が数分で終えられるようになりました。生産性が高まる一方、少し気になることも。それは「いつの間にか『自分で考えること』を手放してしまっていないか」ということです。今回の「ネッ担まとめ」では、AI活用の事例からAI時代に人間が担うべき役割について考えます。
AIを使いこなしているつもりが、使われている!?
AIでクオリティが落ちた外注さんが、自分では気づけてないという怖い話 | note | 片山良平@Eldipa代表、paiza創業者
https://note.com/rk611/n/n56e6db823eb1
素人にAIはあまり使わせないほうがいい、と言っていたプロが、知らず知らずのうちにAIによってクオリティを落とし、それについて発注側からは指摘もされず、気が付かないうちに見限られ、いつの間にか最近は仕事が減ったな、となっているわけです。
自分で気がつきにくい構造なだけに非常に怖い現象です。
(中略)
ただ今回の話を聞いて思ったのは、AIに段階的に頼るようになったことで、いつの間にかAIのアウトプットをちゃんと見なくなったり、意思決定をAIにたよるようになり、深く考えなくなった末に起きている現象なのではないでしょうか。
言語化されているかどうかはさておき、仕事には発注側の意図があり、達成したいゴールがあります。この「仕事の意図の理解」を自分がしていなければAIが出したアウトプットのクオリティの判断はできるはずもありません。
またAIはいろいろな有用そうな情報を含んだアウトプットを出してきますが、大体において過剰で長大です。これらの取捨選択や要約もできません。
つまり理解の外部化はできないのです。理解の外部化をした瞬間に、発注者とAIの間に入っている受注者の存在意義が完全に消えます。
そもそも、仕事で大切なことは「何のために作るか」。
きちんと目的を理解していなければ、仮に立派な成果物が出てきたとしても、それが正しいのかを自ら判断できないんですよね。目的を深く理解していれば、AIの出力から必要なものだけを選び取ることができる。
AI時代に価値が高まるのは、作業をこなす能力よりも、人間が「仕事の意味を理解し、判断する能力」なのでしょう。
要チェック記事
電池不要!持ち物にシールを貼って、落とし物が返ってくる世界を目指して 「落とし物クラウドfind」が紛失物拾得通知シール『find return』の販売開始〜10月1日より京王線・井の頭線の窓口にて販売開始〜 | find
https://www.finds.co.jp/news/detail/202609241000
「こういうのが欲しかった!」と思わされるアイテムだったので、PR記事でもチョイスしました。仕組みがわかりやすくて良いです。
しまむら絶好調の理由は「物価高」だけにあらず? 安売りを続けられる納得のカラクリとは | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2609/30/news010.html
最近も「ドラゴンクエスト」とのコラボ商品を発売していましたよね。私の奥さんが「しまむら」に走っていました。靴下を買ったらしいです(笑)
値上げに応じない顧客は追わない ユポ社長に聞く、高収益化するための「撤退の流儀」 | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2609/26/news007.html
なるほど。値上げすること自体を、「自社の付加価値」を図るためのスクリーニング作業にしているってわけなんですね。強気すぎる。
クチコミから「選ばれる理由」を見つける。AI時代の店舗集客と店舗AIO | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/104124
クチコミって、お客さまの個別のケースが詰まっている場所でもあるんですよね。この「個別のケース」を逆算して、次のマーケティングに活用するわけです。
顧客に選ばれるコンテンツをどうやって作る? 何を伝えるか決めて、やり続ける――「ナラティブ・ディレクター」として大切にしている4つのこと | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/10/07/16684
たしかに検索ボリュームはイコール「お客さまが発する能動的なニーズ」だから、「SEO>SNS」という感覚は当然であるべきなのかもしれない。
成果は右肩上がりではなく、突然「垂直」にやってくる【no.2300】|ECマーケティング人財育成
https://www.ecmj.co.jp/no2300/
めちゃめちゃ興奮した出来事だったので、自身のコラムながら掲載しました。成果が花開く瞬間に立ち会えて、非常に感動しました。
今週の名言
集客につながるWebサイトの共通点は、何か? | note | Sou Furuta
https://note.com/soufuruta/n/nc5d80692bcda
顧客の目線に立ってWebサイトを見てみてると、お問い合わせが入らない理由がよくわかった。
初めてそのサイトに来た人は、社長の考えや思想を読みに来ている訳ではない。顧客が知りたいのは、自分の悩みに合うか、いくらか、どこに売っているのか、信用できる人が作っているのか、といった、自分に関係のあることだ。それが分かって初めて、こだわりや思想が読まれる。
つまり、順序が逆。最初に出てくるのが思想で、顧客が知りたいことは長文の奥に隠れている。丁寧に書かれている分、そこまで辿り着く前に離れてしまう。
企業はどうしても、「自分たちが伝えたいこと」から考えてしまう。でも、お客さまがまず知りたいのは、「自分にとってどのような価値があるのか」。そこが伝わって初めて、想いやこだわりに興味を持ってもらえるわけです。
大切なのは「何を伝えるか」だけではなく、「どの順番で伝えるか」。
同じ情報でも順番を変えるだけで、お客さまの受け取り方は大きく変わります。ある意味、これも1つの「ストーリー」ですね。
「新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」は以下の専門家が連載しています。
ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。
UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。
ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。
Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。


AIを使うことで仕事が速くなり、自分の中では生産性が高まったと思っている。ところが、実際には仕事の質が落ちていて、しかも本人だけがそれに気づいていない。
怖いのは、AIの出力に慣れてくると「これでいいだろう」と判断する基準そのものが少しずつ低くなることではないでしょうか。
自分の思考力や判断力が落ちていないか、定期的に確認する必要がありそうですね。その確認もAIの役目になるのかもしれませんが。