楽天、ケンコーコムと爽快ドラッグの子会社2社を7月に合併
2社は7月1日に合併し、ケンコーコムが存続会社。代表取締役社長には、爽快ドラッグの小森紀昭社長が就任する
楽天は3月31日、完全子会社のケンコーコムと爽快ドラッグが7月1日付で合併すると発表した。
事業形態が近い2社を一体化し経営の効率化を図る。ケンコーコムによる吸収合併で爽快ドラッグは消滅する。
ケンコーコムと爽快ドラッグはともに生活用品や日用品を扱い、楽天市場に出店するなど事業の共通点が多い。両社の組織を一体化し、サービスの向上と事業の効率的な運営をめざす。
新会社の商号は未定。代表取締役社長には、爽快ドラッグの小森紀昭社長が就任する。
楽天は2012年にケンコーコムを連結子会社化し、2015年に完全子会社化を目的とした株式公開買付を実施した。2016年12月には爽快ドラッグを約89億円で買収している。
爽快ドラッグを買収する際、ケンコーコムとのシナジーとして物流インフラの強化やシステムの効率化、経営リソースの最適化などが見込めるとしていた。
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