ネット販売の運営者情報はどれくらい調べられている? 信頼の判断は「情報が多い」が最多
エムフロが実施した調査によると、ECサイト運営者に関する情報の確認方法は「ネットで検索する」が最多だった。確認後に購入をやめた経験がある人は76.4%。
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エムフロが実施した「ネット販売の運営者情報に関する意識調査」によると、約8割がネット購入・申込時に運営者情報を調べた経験があることがわかった。サイトの運営者情報で信頼できると判断するポイントは、情報の多さやポジティブな口コミなどがあがった。
調査対象はインターネットでの購入経験がある500人(女性342人/男性158人)。調査期間は2026年1月14~15日。
約8割がネット購入前に運営者情報を確認
ネット購入・申込時に運営者情報を調べるかどうかについて、「ほぼ毎回調べる」が20.4%、「調べたことがある」が60.0%で、合計80.4%が調べた経験があることがわかった。

男女別に見ると、男性は「ほぼ毎回調べる」が29.1%、「調べたことがある」が53.8%。女性は「ほぼ毎回調べる」が16.4%、「調べたことがある」が62.8%だった一方、「調べたことがない」が20%を超えた。

運営者情報の確認方法は「ネット検索」が最多
サイトの運営者情報の確認方法は、「ネットで検索する」が63.0%、続いて「公式サイトを見る」が33.2%、「SNSで探す」が15.0%だった。

男女別に見ると、「AIに聞く」について男性は10.8%、女性は6.4%。「SNSで探す」は男性は10.8%、女性は17.0%だった。

男性が信頼できると判断するポイント
男性がサイトの運営者情報で信頼できると判断するポイントは、最多が「情報が多い」で28.5%、続いて「ポジティブな口コミがある」が15.8%、「メディアで紹介されている」が11.4%、「情報が更新されている」が10.8%、「実績がある」が9.5%だった。

「情報が多い」と答えた回答者からは、「運営している人や会社の名前のほか、『住所』『連絡先』がきちんと書かれているサイトは、信頼できると思う」「Xで検索をしたときにたくさんヒットする」といったコメントがあがった。
「ポジティブな口コミがある」と答えた回答者からは、「個人ブログなどに良いレビューなどがある」「口コミサイトの星の数を参考にする」といった声があった。
「メディアで紹介されている」と答えた回答者からは、「テレビや雑誌に取り上げられていると信頼できる」「メディア掲載歴が確認できる場合は信頼度が高いと感じる」というコメントがあがった。エムフロは「どんな企業やどんな商品でも取り上げられるわけではないという前提があるため、評価の客観性を補強するという意味で、メディア掲載は大きな意味を持つ」と解説している。
「情報が更新されている」と回答した人からは、「SNSでの更新回数が多い」「公式サイトが長期間更新されている。SNSを公式運用していて、活動が見える」といった意見が寄せられた。「実績がある」と答えた回答者からは、「今までの販売実績の良さ」「長期的に運営している実績がある」といった声があがった。
女性が信頼できると判断するポイント
女性がサイトの運営者情報で信頼できると判断するポイントは、「情報が多い」が最多で30.1%、続いて「ポジティブな口コミがある」が20.2%、「情報が更新されている」が15.2%、「メディアで紹介されている」が13.5%、「知名度が高い」が6.7%だった。
エムフロは「女性ランキングの特長として、口コミや情報の更新状況など、リアルあるいはリアルタイムの情報を重視する傾向が、男性よりもやや強い」と考察している。

「情報が多い」と回答した人からは、「会社情報や運営者情報が明確で、顔や実績が公開されていること」「調べて会社名までちゃんと出てくる。口コミがある」「製品に対する細かな情報や企業の詳細がわかると、信頼感がもてる」といったコメントが見られた。
「ポジティブな口コミがある」と答えた回答者からは、「口コミで『対応が良かった』などいいことが多く書かれていれば、信頼できると強く感じる」「他の利用者の口コミ評価が高いと信頼できると判断する」「SNSなどで良い口コミをたくさん見かけたとき」といった声があがった。エムフロは「女性は情報収集の際に、男性よりもSNSを活用する傾向がある。ECサイト上の単なる『星の数』『評価件数」だけでなく、自分と似たユーザーがどう感じたかという、より具体的な体験談を求めている」と推測している。
「情報が更新されている」と回答した人からは、「公式サイトの更新がしっかりされている、常に新しい情報も書いている。『Instagram』が定期的に更新されている」「公式サイトやSNSの更新度が高い」「定期的に、運営者自らが自分の言葉で情報を発信している場合」といった意見が寄せられた。
「メディアで紹介されている」と答えた回答者からは、「メディアでの紹介があると、説得力がある」「テレビや雑誌などで紹介されていた。YouTubeで複数の人気YouTuberが紹介していた」といった声があがった。
「知名度が高い」と回答した人からは、「身の回りで耳にするサイトは信じている。基本それ以外は信じない」「名の通っているところでしか買わない」といったコメントがあった。
男性が信頼できないと判断するポイント
男性がサイトの運営者情報で信頼できないと判断するポイントは、最多が「情報が少ない」で22.5%、続いて「ネガティブな口コミが多い」が10.2%、「情報が曖昧」が5.6%だった。

女性が信頼できないと判断するポイント
女性がサイトの運営者情報で信頼できないと判断するポイントは、男性と同じく「情報が少ない」が最多で53.5%、続いて「ネガティブな口コミが多い」が21.1%、「情報が曖昧」が9.9%。「情報が少ない」は男女ともに1位だったが、男性の22.5%に比べて女性の割合は53.5%と高かった。

運営者情報の確認後、76.4%が購入を見送った経験あり
運営者情報を確認した後に購入をやめた経験があるかを聞いたところ、「よく」が14.6%、「たまに」が61.8%で、合計76.4%が「運営者情報を確認した後に購入をやめた経験がある」と回答したことがわかった。

男女別で見ると、「よくある」は男性が13.9%、女性が14.9%。「たまにある」は男性が64.6%、女性が60.5%。「ない」は男性が21.5%、女性が24.6%だった。

調査概要
- 調査期間:2026年1月14日~15日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 調査対象:インターネットでの購入経験がある500人(女性342人/男性158人)
- 回答者の年代:10代 1.2%/20代 20.0%/30代 31.4%/40代 27.2%/50代 17.2%/60代以上 3.0%

