三井住友銀行と資本業務提携、GMOペイメントゲートウェイ

大規模事業者との取引増加や「GMO後払い」の拡大を図る

中川 昌俊

2015年6月10日 8:00

ネット決済代行のGMOペイメントゲートウェイは6月9日、GMOインターネット、三井住友フィナンシャルグループおよび三井住友銀行と資本業務提携したと発表した。

GMOペイメントゲートウェイは、三井住友銀行と提携することで、大規模な事業者との取引を拡大。調達資金をリスク保証型後払い決済「GMO 後払い」の増加立替資金や運転資金に充て、ビジネスの拡充を図る。三井住友銀行はネット決済代行の合弁会社を新たに設立し、ネット決済代行ビジネスを本格化する。

GMOペイメントゲートウェイは、GMOインターネットと三井住友銀行を引受先とした第三者割当増資を実施し、約80億円を調達する。

GMOペイメントゲートウェイは従来、中小企業に対する決済代行サービスの提供がメインだった。EC市場が拡大していくなかで大規模企業との取引拡大が不可避であるとして、三井住友銀行との資本業務提携を決断。大規模な企業との取引を拡大させていく。

海外展開を考えた場合、特に成長著しいアジア圏においては、欧米系の金融・決済代行事業者などとの競争が激化することが予測されている。三井住友銀行との資本業務提携で、こうした海外企業との競争にも先行していきたいとしている。

このほか、調達した80億円を「GMO後払い」の増加立替資金や運転資金に充て、ビジネスの拡充を図る考え。

一方、三井住友銀行は、クレジットカードなどの決済代行ビジネスを展開する合弁会社を設立、ネット決済事業の本格化を進めていく。新会社には三井住友銀行の顧客基盤を活用し、新たな取引先を開拓。決済代行システムはGMOペイメントゲートウェイのシステムを利用するし、利便性を高める。新会社は10月に設立予定。詳細についてはこれから検討していくとしている。

合弁会社設立の狙いとイメージ
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