配送情報などの入力が不要になるPayPal決済を導入、ヤマダ電機

大手家電量販店では初、利用者向けにキャンペーンも展開

中川 昌俊

2015年11月6日 10:30

ヤマダ電機は11月5日、ECサイト「ヤマダウェブコム」に、ID決済として「PayPal(ペイパル)」を導入した。ペイパルのアカウントを持った消費者は、ペイパルIDとパスワードを入力するだけで、名前・住所・カード番号といった情報を再入力することなく、会員登録をせず購入できるようになる。大手家電量販店がID決済のペイパルを導入するのはヤマダ電機が初めて。

「ヤマダウェブコム」では、サイトデザインのリニューアルとともに、「ペイパル」を導入。各アイテムのページに「PayPalで購入手続きに進む」ボタンを設置した。

PayPalアカウントでログインすると、すでにペイパル登録時に入力している氏名や配送先住所などが自動的に入力された状態で買い物を続けることができるようになる。

その情報をもとに会員登録せずにゲスト購入することが可能。ページ内に「会員登録する・しない」の選択を設置し、簡単に会員登録できるようにもしている。

ヤマダ電機がペイパルを導入

「カートに入れる」の下に「PayPalで購入手続きに進む」ボタンを設置

ペイパルでは氏名や住所が自動的に入力される機能を無料のAPIで提供しており、ペイパル決済を導入すると追加費用なしで利用できるとしている。「通常のエンジニアであれば1~2日ほどで完了できる」(杉江知彦コミュニケーションズ部長)という。今後はショッピングカートなどとの連携を進め、簡単にID決済を導入できるようにしていきたい考え。

ヤマダ電機はペイパル導入を記念して、期間中に「ヤマダウェブコム」でペイパル決済を利用して購入した利用者の中から、抽選で買い物金額をポイントで全額キャッシュバックするキャンペーンを展開する。ペイパルはこうしたキャンペーンを展開することで、現在約100万人の国内のペイパルユーザーをさらに増やす取り組みを積極化している。

キャンペーンバナー
この記事のキーワード :
あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

エージェンティックサーチ時代のEC戦略。なぜ今、検索とUGCの強化が不可欠なのか 10月14日 7:00 BtoB-ECの収益を決めるリピート率はどう伸ばす? チャネルトーク×ZETAが明かす「検索×AIチャット」を活用した業務自動化とCX向上 10月5日 8:00 「売上増」と「利益率改善」をどう両立する? 世界153社のデータから見るAIエージェント時代のEC戦略が学べる資料【PDFを無料提供】 10月2日 7:00 カゴ落ち率を改善する3ステップ・アクションプラン。広告費を増やす前にふさぐべき、ECサイト最後のバケツの穴「決済承認率」改善方法 9月29日 8:00 【海外事例4選】BtoBコマースの新潮流とは? マーケットプレイス活用と「エージェンティックコマース」への備え 9月28日 7:00 CVR改善と不正利用対策を両立。美容家電の公式ECに学ぶ「Amazon Pay」導入の実際 9月10日 8:00 顧客の8割は「なんとなく」離脱する。ECリピート売上を最大化する7つの鉄板シナリオをアクションリンクが公開 8月3日 7:00 ストア評価2.5→3.8へ! 三陽商会の「SANYO公式アプリ」、リニューアル成功の裏側とOMO戦略 7月29日 8:00 決済承認率15%改善、不正率ほぼゼロを実現。「and ST」が導入したRiskifiedの網羅的な不正対策アプローチ 7月14日 7:00 ECビジネスに有効! リピート促進や顧客満足度向上に直結する「LINE通知メッセージ」とは? 6月22日 7:00