中国からAmazonの物流センターへ一括納品するFBA利用者向けサービス開始、佐川急便

現地サプライヤーの荷受けから、輸入通関などすべての業務をワンストップで対応

中川 昌俊

2015年11月19日 10:30

佐川急便は11月18日、中国から商品を輸入してAmazon(アマゾン)の物流センターへ納品しているEC事業者に対して、現地サプライヤーの荷受けから、輸入通関などすべての業務をワンストップで対応する検品サービスの提供を開始した。

佐川急便グループの中国法人の保利佐川物流が商品の荷受けから、検品・ピッキング・配送ラベルの発行を実施。佐川急便国内荷札の貼付・仕分け・梱包・輸出通関などを行う。

輸入業務はSGHグローバル・ジャパンが担当。国内配送を含めた入荷までのすべての業務を一括してグループで請け負う。複数社へ依頼していた煩雑な業務が一本化でき、リードタイムの短縮につながるとしている。

アマゾンはアマゾンの物流サービスが利用できる「フルフィルメントBy Amazon」(FBA)を出品者向けに提供し、全国9カ所の物流センターで商品を預かり、発送している。佐川急便は、それぞれのEC事業者の物流センターからアマゾンの物流センターに配送する横持ち物流を多く手がけており、なかでも中国から商品を輸入して納品しているEC事業者が多い。中国から国内のセンターへの物流に課題を抱えているということがわかり、サービスを開始した。

FBAはAmazonで売れた商品だけでなく、自社サイトや他のモールで売れた商品にも対応するサービス(マルチチャネルサービス)を行っている。今回のサービスで、中国から輸入している商品を、Amazonの倉庫に直接搬入するEC事業者が増えると見られる。マルチチャネルサービスを活用するEC事業者が増える可能性がある。

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