RIZAPがグループ会社の物流改革に着手、センター統合やAI活用などで効率化を実現

2021年3月期までにグループ全体の物流関連コストを25%以上削減することをめざす

渡部 和章

2017年11月7日 7:00

RIZAPグループは11月1日、グループ会社の物流機能を統合し、サプライチェーンの効率化を図る事業計画を発表した。複数のグループ企業で倉庫や配送センターを共有するほか、共同配送によって物流関連コストを抑える。また、人工知能(AI)技術を活用し、コンテナやトラックなどの積載効率を最適化する計画だ。

現在、RIZAPグループでは各社それぞれの物流オペレーションを採用しているため、物流業務が非効率になっているという。いわゆる、会社ごとに分断されているサプライチェーンを統合し、物流効率を高める狙いがある。

新たな物流モデルの名称は「シェアリングサプライチェーン」で、グループ全体の物流関連コストを2021年3月期までに25%以上削減することをめざす。

RIZAPグループが進める新たな物流モデルの名称は「シェアリングサプライチェーン」

「シェアリングサプライチェーン」のイメージ

グループ全体の物流プラットフォームを構築するため、4つの施策に取り組む。

  1. 国際物流における倉庫やコンテナなどの共有による積載効率の最大化
  2. AI技術を活用した、サプライチェーンの各プロセスにおける最適配分の実現
  3. 国内倉庫の統合、3PL委託および在庫管理の最適化
  4. スケールメリットを活かしたグループ配送料金の統一

国際物流の効率を高めるため、「川上の海外調達から川下の最終配送目的地(ラストワンマイル)に至るまでの一貫輸送の実現」「海外調達先から国内倉庫を経由せずに店舗までの直送による物流コストの最適化」「海外倉庫での流通加工による国内物流作業コストおよび物流コストの圧縮」といった施策も進める。

RIZAPグループは連結子会社63社で構成されており、11月1日時点で物流統合の対象となるグループ会社は以下の12社。

  • RIZAPグループ株式会社
  • RIZAP株式会社
  • 株式会社イデアインターナショナル
  • マルコ株式会社
  • 夢展望株式会社
  • 株式会社パスポート
  • 株式会社ジーンズメイト
  • 健康コーポレーション株式会社
  • 株式会社ジャパンギャルズSC
  • 株式会社アンティローザ
  • 株式会社エンジェリーベ
  • 株式会社三鈴
あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

エージェンティックサーチ時代のEC戦略。なぜ今、検索とUGCの強化が不可欠なのか 10月14日 7:00 BtoB-ECの収益を決めるリピート率はどう伸ばす? チャネルトーク×ZETAが明かす「検索×AIチャット」を活用した業務自動化とCX向上 10月5日 8:00 「売上増」と「利益率改善」をどう両立する? 世界153社のデータから見るAIエージェント時代のEC戦略が学べる資料【PDFを無料提供】 10月2日 7:00 カゴ落ち率を改善する3ステップ・アクションプラン。広告費を増やす前にふさぐべき、ECサイト最後のバケツの穴「決済承認率」改善方法 9月29日 8:00 【海外事例4選】BtoBコマースの新潮流とは? マーケットプレイス活用と「エージェンティックコマース」への備え 9月28日 7:00 CVR改善と不正利用対策を両立。美容家電の公式ECに学ぶ「Amazon Pay」導入の実際 9月10日 8:00 顧客の8割は「なんとなく」離脱する。ECリピート売上を最大化する7つの鉄板シナリオをアクションリンクが公開 8月3日 7:00 ストア評価2.5→3.8へ! 三陽商会の「SANYO公式アプリ」、リニューアル成功の裏側とOMO戦略 7月29日 8:00 決済承認率15%改善、不正率ほぼゼロを実現。「and ST」が導入したRiskifiedの網羅的な不正対策アプローチ 7月14日 7:00 ECビジネスに有効! リピート促進や顧客満足度向上に直結する「LINE通知メッセージ」とは? 6月22日 7:00